【難読漢字よもやま話】「絆創膏」なんて読む? 言葉にまつわる由来と豆知識


日本に上陸して100年以上
【ばんそうこうの誕生は100年以上前】
ばんそうこうは、1920年にアメリカのジョンソン・エンド・ジョンソン社で、ガーゼと粘着テープを組み合わせたものが開発されたのが始まりとされています。実に105年もの昔に販売されたのです。

現在のような粘着テープ式のばんそうこうを最初に考案したのは、1920年代にジョンソン・エンド・ジョンソン社の社員だったアール・ディクソンだと言われています。

料理中に怪我をしがちな不器用な彼の妻が、自分で簡単に手当てできるようにと、医療用テープにガーゼを挟んで作ったのが始まりとされています。

また日本では、1929年に同社から「バンドエイド」という商品名で発売され、広く普及しました。

ただ、ばんそうこう発明については、一部で原型となったとされるものが、江戸時代に日本で使われていた「薩摩膏薬」という膏薬だったという説もあります。

【今ではさまざまなタイプが…】
現在では、防水タイプ、通気性の良いタイプ、キャラクターが描かれたものなど、さまざまな種類のばんそうこうが販売されています。