【難読漢字よもやま話】「栄螺」なんて読む? 言葉にまつわる由来と豆知識


初夏が旬
【代表的なサザエの調理法】
いくつかの人気のある調理法をご紹介します。

●定番! つぼ焼き
サザエの旨味と磯の香りをダイレクトに味わえる、最も人気の高い調理法です。サザエのフタを上にしてコンロの魚焼きグリル、オーブントースター、または炭火にかけ、磯の香りが立ってきたら少量の醤油と酒をたらす。楊枝を差し込み、クルクルと回しながら身を取り出す。

●茹でサザエ
大きめの鍋にサザエが浸るくらいの水(または薄い塩水)を入れ、沸騰させる。そこに下処理をしたサザエを入れ、再沸騰してから5~8分程度茹でる。
火を止め、粗熱が取れたら殻から身を取り出す。取り出した身は、食感がコリコリして美味しいです。刺身、和え物、バター焼き、炊き込みご飯などに利用できます。

●サザエの刺身(新鮮なサザエで!)
新鮮なサザエが手に入ったら、ぜひ挑戦したいのが刺身です。コリコリとした独特の食感がたまりません。下処理をしたサザエをまな板に置き、マイナスドライバーなどを差し込み、貝柱(蓋の付け根あたり)を外すようにテコの原理で開ける。
殻から取り出したら、肝と身を分け硬い食感の悪い部分を取り除いて薄切りにし、盛り付ける。肝は湯通しして細かく刻んで添えたり、醤油と混ぜて「肝醤油」にしても美味しいです。

●サザエの炊き込みご飯
米2合を洗って30分ほど浸水させ、水気を切っておく。また、茹でサザエの身は、薄切りまたは小さめのぶつ切りにし、肝は刻んでおく。
炊飯器に米、醤油(大さじ2)、みりん(大さじ1)、酒(大さじ1)を入れ、通常の水加減になるようにサザエの茹で汁(または出汁)を加える。(茹で汁がない場合は水でもOK)。その上にサザエの身と肝、お好みで生姜の千切りを乗せて炊飯する。
サザエの旨味がご飯全体に染み渡り、磯の香りが食欲をそそります。