「フェイクニュースに対抗するには週刊実話を読むのがいい」蝶野正洋がネット選挙の影響力と問題を指摘

蝶野正洋 (C)週刊実話Web
週刊実話の人気連載「蝶野正洋の黒の履歴書」。今回のテーマは「蝶野が提案する自民党の内部改革」。

「自民党の内部で反体制ユニットを作ればいいと思う」

この連載の締め切り(7月18日)は参院選の結果が出る前なんだけど、すでに自民党は大きく議席を減らすことが予想されている。

ひと月前の都議選の時点で、自民党は敗戦ムードだった。俺の知り合いの候補者は「自民党の公認を離れて、無所属で立候補したほうが当選するかも」と言っていたくらいだからね。

とはいえ、自民党の看板はまだまだ強いと思う。特に地方では自民党の議員が引き継いでる事業や役割があって、それを継承するためには、やっぱり自民党の議員じゃないと立ち行かなかったりするんだよ。

そうやって現場で地道にやってる議員がいるのに、上のほうの執行部がガタガタだから、マイナスの印象になって支持率が下がってしまうという状況だね。

俺からすれば、これはチャンスだよ。いま自民党の議員として内側から変えていく行動をすれば目を引くし、敵対する立場の人たちからも応援されるかもしれない。

要は俺がnWoやTEAM2000をやったように、自民党の内部で反体制ユニットを作ればいいと思うんだよ。

プロレス業界も同じだけど、上層部が自分たちの利権だけを考え始めると、全体が崩れていく。看板にぶら下がってるだけのヤツらも一緒に落ちる。

でも、しっかりとした考え方と信念がある人物が、腐ってるやつらを排除するぐらいの気持ちで党内改革をやれば、自民党は復活できると思う。

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