菅野移籍は足掛かり 孫正義氏が画策する“日米リアル・ワールドシリーズ”実現の野望
  巨人前監督の原辰徳氏が緊急渡米し、菅野智之投手の「サンフランシスコ・ジャイアンツ」移籍が確実となった。これを後押しするのがソフトバンク会長の孫正義氏。いったいMLBとオールドルーキーに何が起こったのか?(全2回中の第2回)
【オールスター裏スクープ(1)】菅野智之SFジャイアンツ移籍へ 原前監督の緊急渡米、孫正義氏の後押しで加速!
SFジャイアンツに日本人選手を増やす仕掛け
サンフランシスコ(SF)・ジャイアンツの経営は「San Francisco Baseball Associates」の30人ほどの株主で構成するが、球場名は「オラクル・パーク」。アメリカ最大のデータセンター企業「オラクル」社が命名権を買い取り、経営にも参画している。
そのオラクル社と今年1月にタッグを組んだのが、ソフトバンク。オープンAI社を含めた3社で進める米史上最大の投資計画「スターゲートプロジェクト」は、トランプ大統領肝入りのAIインフラ事業だ。
サンフランシスコのベイエリアは、孫正義氏の母校・カリフォルニア大学バークレー校のお膝元。在学中に事業を立ち上げ、サスセスストーリーをスタートさせた思い入れの強い地だ。
孫氏は、かねてよりエンゼルス、アスレチックス、メッツなどのMLB球団買収を模索してきたが、現在は門戸が閉ざされている。
MLBがポスティングシステムを使った移籍のタンパリング(不正な事前交渉)防止目的に、昨年3月にMLB球団とNPB球団の業務提携の全面禁止を日本の各球団に通達したからだ。日米双方の球団経営など非現実的だ。
「そこで孫氏は、友好関係にあるオラクル社を通じてSFジャイアンツとの関係を深める策に出た。菅野の移籍はその一環」(MLBアナリスト)という。
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オラクル・パークに日本企業の広告が爆増
今年に入り、オラクル・パークに日本企業の看板広告が爆発的に増えている。オフィシャルスポンサーの米国宝酒造「澪ブランド」を筆頭にユンケル、セブンイレブン、トヨタ、伊藤園、JAL、バイトル、デトロイト・トーマツ…ドジャースタジアムかと見紛うほどだ。
「その影の仕掛け人こそが孫氏。SFジャイアンツは今後、広告主の意向に沿って菅野を手始めに日本人選手を増やすのでは。年齢的に大谷翔平の人気もあと10年。ジャイアンツと孫氏はその先を見据え、人気の逆転を狙っている」(同)
本誌が入手した情報によれば、孫オーナーは、王貞治球団会長の後任に原氏の招聘を進めているという。ここに来て王氏が新たな野球振興団体「球心会」を立ち上げたのもそのためだ。
「孫オーナーが原氏に期待するのは、ただ一つ。“日米リアル・ワールドシリーズ”の早期実現です。それには読売巨人軍とSFジャイアンツの協力が必要で、菅野の獲得は大きな意味を持つ」(スポーツ紙記者)
原辰徳氏は九州との地縁もある。
父・貢氏(故人・元東海大学硬式野球部監督)は孫氏と同じ佐賀県出身。福岡県立三池工業高の野球部監督(1965年夏の甲子園で全国優勝)時代には、辰徳氏自身も福岡県大牟田市で幼少期を過ごしている。九州で原氏の人気が高いのもそのためだ。
リアル・ワールドシリーズ実現の布石が、オラクル社を通じた孫氏のSFジャイアンツ支援であり、原氏の球団会長と甥の菅野のジャイアンツ移籍。
一見すると、無関係に思える原ファミリーと孫氏の動きだが、実はソフトバンクの未来へ向け点はつながっている。
「週刊実話」8月7日号より
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