元女性アスリートが風俗転身する納得の理由 都内の店舗には五輪経験者も在籍

AIで生成したイメージ
女性アスリートへの盗撮や不適切画像の撮影・投稿・拡散が問題になっている。

エロとは無縁のはずのスポーツ選手であっても性的な目で見られてしまうのは受難としか言いようがなく、その後の私生活における悪影響を危惧してしまうが、実は引退後に風俗入りした女性アスリートは少なくない。

「うちの店にも元アスリートという子が4名ほどいますね。集まったのは単なる偶然です。中にはオリンピックに出場した子もいますし、絶対に売りになると思うんですが、元選手とはいえ世間の目が気になるようで公表させてもらえません」

そう話すのは、都内で風俗店を経営する40代の店長だ。

今回は彼の口利きで特別に彼女たちに話を聞くことができた。

1人目は前出の「五輪経験者」A子さん(30代)だ。

「五輪に出場した時期や種目については言えない」というA子さんが風俗入りしたきっかけは「一般社会に馴染めなかったから」だという。

「五輪後に選手を引退して一般企業に就職しました。元五輪選手だということで、好意的な目で見られたのは最初だけでしたね。
何しろ、小さい時から競技ばかりやっていて、学校も休みがちでまともに勉強をしていないし、社会経験もなかったせいか、私には一般常識というものが欠けていたんですよ。
スマホは使いこなせてましたけど、パソコンはほとんど分からなかったし、敬語も満足に使えず、電話の受け答えもできない。ビジネス文書ひとつ、まともに作れませんでした。
『御中』の意味も知らなかったんですよ、信じられます?(笑)体育会系ですから上下関係を受け入れることはできましたけど、同僚との距離の取り方がわからなくて、気が付けば社内で浮いていました」