【難読漢字よもやま話】「西瓜」なんて読む? 言葉にまつわる由来と豆知識


黒部すいか
【西瓜の種類(品種)】
実は西瓜には、さまざまな品種があります。以下はその一部です。

★縞王(しまおう):スーパーなどでよく見かける一般的な大玉すいか。甘みが強く、果肉がしっかりしています。

★黒部すいか(でんすけすいか):表面が真っ黒でツヤがある高級品種。北海道・当麻町の特産で、贈答用としても人気です。

★小玉すいか:冷蔵庫に収まりやすいサイズで、家庭用として人気。甘みが濃く、皮が薄め。

★黄色すいか(おつきさま/サマーオレンジなど):果肉が黄色く、さっぱりとした甘さが特徴。見た目も鮮やかでユニーク。

★楕円形タイプ:輸送や収納に便利なよう改良されたもの。海外ではこのタイプが主流です。

ちなみに…世界で最も高級なスイカとして有名なのは、北海道・当麻(とうま)町産の「でんすけすいか(黒部西瓜)」です。

通常でも1玉1万円〜3万円程度で販売されることが多く、初競りでは数十万円の値がつくことも! 2008年の初競りでは65万円の価格がつき、世界最高額のスイカとしてギネス記録に掲載されたこともあります。

このように、「西瓜」はその漢字にも、読み方にも、そして品種や文化にも深い背景が詰まっています。普段何気なく食べているフルーツの裏側に、歴史や言葉の奥行きを感じていただけたら幸いです。

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