兵士は消耗品か!? “最凶独裁者”の亡霊に取り憑かれたプーチン大統領がたどる「停戦拒否」の末路
2025.07.16

大手新聞社外信部記者が言う。
「公表された数字は米国やイギリス政府の機関から集められたデータの推計だが、同機関によればロシアによるウクライナ侵攻が始まった2022年2月から2025年5月までの間に、死傷したロシア兵は95万人以上。うち最大25万人が死亡したとみられているのです」
対する、ウクライナ側の死傷者数は40万人、そのうち死者が6~10万人に及ぶ状況で死傷者数は両国合わせて130万人を超えていることも発表されたが、恐ろしいのはこのロシア側の損害が持つ大きな意味だ。
CSISは、第二次世界大戦終結後から2022年2月までにソ連とロシアが関わったすべての軍事行動の合計戦死者数が約5万人だったことを引き合いに出し、今回の3年にわたる戦闘の犠牲者がその5倍にあたると指摘しているのだ。
「また、同シンクタンクは『プーチン氏が兵士を消耗品と見ている可能性がある』『前線で亡くなった兵士の多くは受刑者で、その損害が自らの政治基盤を脅かすことはないと考えているのでは』との見解を示し、独裁者ぶりが加速していることを示唆したのです」(同)
もっとも、これは今に始まったことではない。
大統領職を退いていたプーチン氏は2012年に復帰すると、その後2036年まで大統領を続投できるように法律を改正。このころから“あの独裁者”の影を引きずっていると評判だったからだ。
「それがのちに“最凶・最悪の独裁者”と呼ばれたヨシフ・スターリンです。ご存じの通りこのソ連の最高指導者は、ロシア革命を成功させたレーニン亡き後の権力を掌握し、亡くなるまで29年間も恐怖政治でソ連を支配し続けたが、プーチン氏はもとよりスターリン信奉者。
それもあって、大統領に復帰し2036年まで続投できるよう法改正したときには『スターリンを目指し、死ぬまで独裁政権を強いる魂胆』との噂が国内外でもちきりだったのです」(軍事ジャーナリスト)
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