東海地方の老舗旅館で女湯盗撮事件 犯人は隣県の警察官「こんな破廉恥な事件はじめて」

AIで生成したイメージ
東海地方にある温泉旅館。海と夜景が見える露天風呂が自慢のこの老舗の宿に、ある時、隣県の警察官グループが慰安旅行にやって来た。

「基本的に団体客は受け入れない」宿ではあったが、「警察官ならば品行方正だろうし、何かトラブルがあった時に力になってもらえるかも知れない」と女将は受け入れることにした。

「それがあんなことになるとは…」

そう嘆く女将が語る、驚きの騒動をリポートする。

「当日は20代~40代と思しき警察官がいらっしゃいました。全員男性です」

彼らはチェックインを済ませると温泉に入り、いかにもくつろいだ様子で宴会場に現れた。乾杯の音頭と共にビールジョッキを次々と空にする様子に、女将は一抹の不安を覚えたという。

「あんなペースで飲んで大丈夫だろうかと思いました。上役らしき方が『無礼講で』とおっしゃったせいか、異常に盛り上がっていましたね。仲居はおかわりのビールを運ぶのに走り回っていました」

その飲みっぷりもさることながら、女将が「思わず眉をひそめた」というのが、彼らのマナーの悪さだった。

「お料理の食べ方がまず汚かったです。『食べ散らかす』という言い方がぴったり来る感じ。大声で下ネタは連発するし、仲居にも慣れ慣れしく触ったりするし、警察官ってこんなに下品なのかと驚きました」

とはいえ「日頃、厳しく己を律している反動なのかもしれない」と大目に見ていた女将だったが、その女将を裏切るような不祥事がその後に起きたのだという。

「泥酔した若い警察官が女湯に乱入したんです。遅い時間だったので、お客様は数名ほどだったのですが、その警察官は脱衣所や浴室内でスマホで写真を撮りまくったようです。タオルで身体を隠して逃げ回る女性たちを追い回すようにしていたというのですから、悪質極まりないです」