球心会・王貞治代表が目論む「NPB20球団拡張計画」の全貌

王貞治 (C)週刊実話Web
【球界再編スクープ(1)】
ソフトバンクの王貞治球団会長が、長嶋家と大谷翔平を味方に、野球振興団体「球心会」を設立し代表に就任した。タッグを組むのが前WBC監督の栗山英樹氏。狙いはプロ野球の「20球団拡張」だ。(全2回中の1回)

MLB人気が高まる中、国内では野球離れ

「やむにやまれぬ大和魂」

これは幕末の思想家・吉田松陰の有名な言葉。国難を思うと、たとえ処罰を受けようとも行動を起こさざるを得ない、という心境を詠んだものだ。

「今のソフトバンク・王貞治球団会長の心境が、まさにこれ。ドジャースの大谷翔平の超人的な活躍で、MLBの人気が高まる中、国内では子供たちの野球離れに歯止めがかからず、競技人口が急減している。
共に巨人軍のV9を成し遂げた盟友・長嶋茂雄氏(享年89)が、6月3日に亡くなったこともあり、行動を起こしたのです」(巨人OB)

6月26日、王会長は都内で記者会見を開き、野球振興を目的とする団体「球心会」の設立を発表した。

同日に放送されたテレビ朝日系『報道ステーション』で次のように述べ、自身が2020年1月に提唱した「16球団エクスパンション(拡張)」を20球団へ上方修正する考えを示した。

「今、12球団でしょ。(当初目標の16球団に)さらに4つぐらい増やし、20チームにしたい。子供たちの野球の競技人口を増やすには、大谷選手を超えるような夢と希望を与える世界的ヒーローが生まれる未来をつくることが大事。その基盤を作るのが球心会の役目」だという。

米国のメジャーリーグ(MLB)は1960年まで球団数は16だったが、’61年から’98年にかけて30に拡張。

これにより野球で豊かになろうという若者が増え、MLBが大きく発展した。今後はさらに拡張して32球団を目指しているという。