ENHYPEN「goodjap」発言で炎上“日本人ファースト”の逆鱗に触れたK-POPグループの現在地
2025.07.10
芸能
「goodjap」は韓国語の発音に従っただけ?
「JAP」は第二次世界大戦中、アメリカなどで日本人を侮蔑するために使われた言葉で、現在でも英語圏で差別的ニュアンスを含むとされるスラング。本人の釈明でも謝罪の言葉はなく、「軽率な言動」よりも謝罪姿勢の無さに批判が集まっている。
「jobは韓国語で『ジャプ』に近い発音なので、ソンフンはわざとjapと打ったわけではなく、韓国語の発音に従っただけかもしれません。
ENHYPENメンバーたちに日本を差別する意図はなかったと考える方こともできるが、誤解を与えたため、謝罪は必要だったかもしれません」(K-POP好きのライター)
近年、日本のSNS空間は“日本人としての尊厳を守れ”という「日本人ファースト」的な言説が力を持ち始めている。
K-POPのようにグローバル展開し、多国籍のファンダムに向けて無国籍や文化越境を演出するスタイルは、この価値観としばしば衝突する。
今回の件は、そうした価値観の逆鱗に触れた結果、「ENHYPEN=反日」と短絡的にラベリングされ、批判が広がる要因となった。
その要因は単なる言葉の問題というよりも、差別語の認識不足や誠意ある対応の欠如だけでなく、ソーシャルメディア時代のナショナリズム的感情の軽視にもあったと言えるだろう。
だが、仮にソンフンやENHYPENが謝罪した場合に「誰が満足するのか?」という問題は、道義的な問題ではなく、“現代の炎上と謝罪の意味”そのものが変質しているため、難しいところがある。
合わせて読みたい
-
水卜麻美アナが日テレ退社へ 夫・中村倫也の説得で『24時間テレビ』が花道に?
2025.05.11 芸能 -
“貧打線”巨人にホセ・バレロ電撃加入か オリオールズとマイナー契約から一転
2025.07.10 スポーツ -
早見優を初めて見たとき「世界一美しい生きもの」だと思った―『夏色のナンシー』大ヒットとコカ・コーラCMの関係
2025.07.10 エンタメ -
西武が所沢から撤退か 新庄監督も賛同する“岐阜への本拠地移転”説
2025.06.08 スポーツ -
パチンコ業界、10年ぶりに売上増 スマスロ好調も高齢化&スマホ化で限界説
2025.07.09 -
『ぽかぽか』打ち切りで『めちゃイケ』再放送? オンカジ賭博逮捕に揺れるフジテレビ
2025.07.10 エンタメ -
“審判劇場”と化すプロ野球 巨人×阪神「誤審騒動」から見るスポーツの境界線
2025.07.04 スポーツ -
芦田愛菜の結婚相手は「政治家二世か高級官僚」早くも両親がお相手探し
2024.07.10 芸能 -
Xで叫ぶ“日本人ファースト”のパラドックス グローバル資本主義に寄生するナショナリズムの現在
2025.07.03
合わせて読みたい
-
水卜麻美アナが日テレ退社へ 夫・中村倫也の説得で『24時間テレビ』が花道に?
2025.05.11 芸能 -
“貧打線”巨人にホセ・バレロ電撃加入か オリオールズとマイナー契約から一転
2025.07.10 スポーツ -
早見優を初めて見たとき「世界一美しい生きもの」だと思った―『夏色のナンシー』大ヒットとコカ・コーラCMの関係
2025.07.10 エンタメ -
西武が所沢から撤退か 新庄監督も賛同する“岐阜への本拠地移転”説
2025.06.08 スポーツ -
パチンコ業界、10年ぶりに売上増 スマスロ好調も高齢化&スマホ化で限界説
2025.07.09 -
『ぽかぽか』打ち切りで『めちゃイケ』再放送? オンカジ賭博逮捕に揺れるフジテレビ
2025.07.10 エンタメ -
“審判劇場”と化すプロ野球 巨人×阪神「誤審騒動」から見るスポーツの境界線
2025.07.04 スポーツ -
芦田愛菜の結婚相手は「政治家二世か高級官僚」早くも両親がお相手探し
2024.07.10 芸能 -
Xで叫ぶ“日本人ファースト”のパラドックス グローバル資本主義に寄生するナショナリズムの現在
2025.07.03