Xで叫ぶ“日本人ファースト”のパラドックス グローバル資本主義に寄生するナショナリズムの現在
2025.07.03
ナショナリズムは常に“外部”を必要としてきた
この矛盾は、現代に限った話ではない。明治期のナショナリズムも、欧米的な合理主義や近代国家モデルを輸入して成り立った。
福沢諭吉の「脱亜論」は、欧化による自国の生き残り戦略であったし、戦後保守もアメリカの庇護下で成長してきた。
日本のナショナリズムは常に“外部を介して”自己強化してきたと言える。
ならば、Xで日本人ファーストを叫ぶ現在の状況も、ナショナリズムの正統な形と見ることができるかもしれない。グローバルなツールを借りて、自国の優先性を主張する。これは、滑稽であると同時に、非常に現代的でもある。
しかし、である。
この矛盾を「わかった上で使いこなしている」のか、「気づかずに感情で叫んでいる」のかでは、意味がまるで異なる。
前者は戦略的ナショナリズムであり、後者は単なる情緒的発露にすぎない。
もし後者であるならば、「日本すごい」「日本を守れ」と叫ぶ言説は、グローバルな情報空間における「自己慰撫」にすぎず、むしろナショナリズムそのものを弱体化させる。
「日本を大事にしよう」という素朴な思いを否定する必要は全くない。しかし、その言説がどのような構造の上に成り立っているか、自分がどんな装置を使って発信しているか、それに無自覚なままでは、言葉の重みは失われてしまう。
合わせて読みたい
-

水卜麻美アナが日テレ退社へ 夫・中村倫也の説得で『24時間テレビ』が花道に?
2025.05.11 芸能 -

大竹しのぶVS中村晃子『恋人奪われた怨念!大竹の挨拶にプイと横向く中村』【週刊実話お宝記事発掘】
2022.08.13 芸能 -
永田町が大激震!高市首相が断行する「スパイ防止法」は“中国封じ”の最終手段か
2025.12.15 -

新人採用見送り! TBSで信頼集める“二刀流”日比麻音子アナの「実力」と「スキャンダル回避力」
2025.12.15 芸能 -

ファスナー全開から火炎ギターまで! 紅白歌合戦に刻まれた「放送事故寸前」の衝撃ハプニング史
2025.12.15 芸能 -

歪んだ狂気が5歳児を生きたまま川へ…「功明ちゃん事件」に残る県警の失態と北関東連続殺人との関連性
2025.12.15 -

【難読漢字よもやま話】「絢爛」なんて読む? 言葉にまつわる由来と豆知識
2025.12.15 エンタメ -

長濱ねる結婚か 8年ぶりセクシー写真集のウラに見え隠れする魂胆
2025.07.17 芸能 -

日向坂46“空席祭り”が示した痛烈な現実 世代交代はなぜ進まないのか?
2025.10.03 芸能 -

テレ朝「ポスト弘中」争奪戦が勃発!震源地はボディーラインで話題の森山みなみVS熱愛発覚の斎藤ちはるアナ
2025.12.14 芸能
合わせて読みたい
-

水卜麻美アナが日テレ退社へ 夫・中村倫也の説得で『24時間テレビ』が花道に?
2025.05.11 芸能 -

大竹しのぶVS中村晃子『恋人奪われた怨念!大竹の挨拶にプイと横向く中村』【週刊実話お宝記事発掘】
2022.08.13 芸能 -
永田町が大激震!高市首相が断行する「スパイ防止法」は“中国封じ”の最終手段か
2025.12.15 -

新人採用見送り! TBSで信頼集める“二刀流”日比麻音子アナの「実力」と「スキャンダル回避力」
2025.12.15 芸能 -

ファスナー全開から火炎ギターまで! 紅白歌合戦に刻まれた「放送事故寸前」の衝撃ハプニング史
2025.12.15 芸能 -

歪んだ狂気が5歳児を生きたまま川へ…「功明ちゃん事件」に残る県警の失態と北関東連続殺人との関連性
2025.12.15 -

【難読漢字よもやま話】「絢爛」なんて読む? 言葉にまつわる由来と豆知識
2025.12.15 エンタメ -

長濱ねる結婚か 8年ぶりセクシー写真集のウラに見え隠れする魂胆
2025.07.17 芸能 -

日向坂46“空席祭り”が示した痛烈な現実 世代交代はなぜ進まないのか?
2025.10.03 芸能 -

テレ朝「ポスト弘中」争奪戦が勃発!震源地はボディーラインで話題の森山みなみVS熱愛発覚の斎藤ちはるアナ
2025.12.14 芸能