「自民に入れるよりマシ」で都議選惨敗 参院選過半数割れでも石破首相続投か

石破茂 (C)週刊実話Web
【自民党崩壊の予兆1】
先の東京都議会選挙で自民党は過去最低の議席数に終わり、党内に衝撃が走った。参院選(7月20日投開票)は非改選議席を含めた全体で与党過半数割れする可能性があり、自民党執行部はその場合の対応策を内々で検討し始めた。
陰の首相である森山裕幹事長は、過半数割れしても石破茂首相を続投させる方針だ。党内には起死回生の年内解散を求める声が浮上してきたが、それは“自爆”に等しく危険な賭けである。

都議会選であらわになった有権者の怒り

「非改選を含む全体で与党過半数割れしても、衆院で比較第1党であることに変わりはない。参院も第1党の座から落ちることはないだろう。過半数割れしても第1党ならそれなりの責任を果たさないといけない」

自民幹部はそう漏らす。早くも過半数割れを前提にしたかのような発言だが、それもやむを得まい。

都議選では小池百合子都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が第1党に返り咲いたが、都民ファの支持層が参院選で自民党候補に投票することは考えられないからだ。

「ダブル不倫疑惑で世間を騒がせた山尾志桜里元衆院議員を参院選に擁立したかと思えば一転、取り下げるなど、その対応を巡り国民民主党は信頼を失いました。
それでも都議選では告示前の0議席から9議席に躍進した。参政党も3議席獲得しました。
これは『自民に入れるよりマシ』という有権者の意思の表れです。それだけ自民の国会議員、都議会議員の裏金問題は有権者の怒りを買ったということです」(全国紙政治部記者)

自民党総裁でもある石破首相は勝敗ラインについて、「非改選を含めた参院全体の過半数の議席だ」と語る。

党内には「目標が低すぎる」との声も漏れるが、党執行部には「その目標すら達成できるか分からない」(幹部)との悲観論が渦巻く。