“第4次ハンバーグブーム”の立役者・バーグマン田形の果てなき野望「僕の人生、もっとハンバーグまみれになっていくはず」

『スピードワゴン』井戸田がパートナー

グーグーのプロフィール
“ハンバーグで町おこし”。それがバーグマン田形の使命であり、これまでやってきたことだ。

1日1食はハンバーグを食べ、美味しいハンバーグ屋さんの情報を発信し、オリジナルキャラクターのグーグーと共に草の根運動でハンバーグの啓蒙活動を行ってきた。

地元静岡の放送局SBSの人気番組『静岡発そこ知り』でのハンバーグ特集は、ほぼ準レギュラーとなるほど人気となった。

パートナーとも呼べる「ハンバーグ師匠」こと『スピードワゴン』井戸田潤と共にハンバーグ界の水先案内人を務めるなど、静岡という土地においてバーグマン田形の名は確実にその中心にある。

撮影でまぶしいスポットライトを浴びるたび、バーグマンは肉汁を迸らせながら実感するのだ。「ああ、注目されている。ハンバーグの時代がついに来ている」、と。

だがこの男、どうやら“これで焼き上がった”などとは、これっぽっちも思っていない。

「まだまだこれからですよ。静岡はその始まりであって、日本のハンバーグは全国、そして世界へと広がっていく存在です。僕の人生も、ここからもっとハンバーグまみれになっていくはずですから」

バーグマン。なぜ彼はハンバーグに人生を賭けることを選んだのか。そして、どこから来て、どこへ向かおうとしているのか。

次回、バーグマン田形の半生を紐解きながら、謎の組織「日本ハンバーグ協会」誕生の物語に迫る。

(次号に続く)

取材・文/村瀬秀信

「週刊実話」7月17日号より

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