20歳の娘にパパ活相手を紹介する母親 お金と欲望を共有する親子の実態

AIで生成したイメージ
今や「パパ活」に勤しむ女性は世間に溢れているが、母娘共々この活動にハマっている親子がいるとしたらどうだろう。

筆者は人づてにそうした興味深い親子が実在することを聞き込み、インタビューを敢行した。

母親・由香里(仮名・41歳)、娘・美羽(仮名・20歳)。似たようなヘアスタイルとメイク、洋服のコーディネートもほぼ一緒。姉妹にしか見えないこの2人がまさにその母娘だが、なんとパパ活相手を紹介し合っているらしいのだ。

由香里「私は10年前からパパ活してます。始めた理由はお金と欲望を解消するため。
うちのダンナ、15歳年上なんですけど、元建設会社の社長で知り合った時はめちゃくちゃお金持ちでタフだったんですよ。
それが、10年前に親会社が不渡り出したせいで連鎖倒産して、そのショックでEDになっちゃって、踏んだり蹴ったりだったんです。
『こんなはずじゃなかった!』って思って、でも娘いるし、離婚するのも面倒臭いしってことで、諸々の不満とか不足を他で解消しようと思いました。
最初のパパ活相手はバンケットコンパニオン(ホテルの宴会などで客をもてなす女性)のバイトをしていた時にナンパされた歯医者さんです」

美羽「美羽がパパ活を始めたのは2年前。大学に入って最初の夏休みですね。目的はお母さんと一緒でお金と欲望の解消のため。
大学の勉強が忙しくてバイトもあんまりできないし、彼氏を作るヒマもないから欲求不満で…ってことをお母さんに愚痴ったら『パパ活すれば?』って言われたのがきっかけです。その時に初めて、お母さんもパパ活していることを知りました。
家庭を壊す気がなくて、ちゃんと割り切ってれば別にいいんじゃん? と思ったし、美羽も今のところ人生のメインは勉強なので、そっちに差し支えなければパパ活しても何も問題ないと思いました」