春ドラマは期待ハズレ? 最後までつまらなかった春の残念ドラマまつり

日本テレビ (C)週刊実話Web
今期の春ドラマが続々と最終回を迎えている。話題作や注目作は多かったが、すべてのドラマに目を通しているという某キー局の編成担当者のA氏は、「最後まで視聴しても面白くない“残念ドラマ”が多かった印象」と述べている。 

匿名を条件に、A氏につまらなかったドラマを3つ選んでもらった。 

まず1つ目の作品は、広瀬アリス主演の『なんで私が神説教』(日本テレビ系)。

6月14日に最終回が放送されたドラマで、なんとなく高校教師になった主人公・麗美静が、問題児たちを説教で更生させていく。人気が高い広瀬の主演作だったが、最終回まで盛り上がりにかけたとA氏は指摘している。 

「当初は、主人公が説教を武器に、生徒たちを立ち直らせる新しい学園ドラマだと注目された。
しかし、静が繰り出す肝心の説教が、どれも薄っぺらい内容ばかりで、盛り上がらなかった。
また、学園ドラマは人気が出る生徒役の若手俳優がいるのだが、Netflix映画『新幹線大爆破』にも出演した豊嶋花がいい演技をしたくらいで、後は目立たない役者ばかり。
人気が高いSnow Manの渡辺翔太も個性を活かせず、最後までどんなストーリーだったか思い出せないくらい、おもしろみのない作品でした」 

続いての“残念ドラマ”は、6月17日に最終回を迎えた『人事の人見』(フジテレビ系)だ。