宝塚記念で2億円ゲット! クスッと笑える競馬「珍事件&珍名馬」大賞

過去のGIレースで活躍した面白珍名馬5頭

●オレハマッテルゼ
2025年6月時点で、珍名馬オーナーのパイオニアである小田切有一氏が所有する馬の中で、最も賞金を稼いだのがオレハマッテルゼ。

故・石原裕次郎さんが主演した映画『俺は待ってるぜ』と『俺、はまってるぜ(嵌ってるぜ)』の2通りの名前の由来がある。

主な勝ち鞍はGI高松宮記念とGII京王杯スプリングカップ。種牡馬入りしてからも産駒のハナズゴールなどが重賞勝ちしたが、重度の腰萎症で13年10月死亡した。

●カレンチャン
2010年代初頭に活躍した牝馬。オーナーの鈴木隆司氏は娘の名前から「カレン」という冠名の馬を複数所有しており、カレンチャンもその1頭。

初めて挑んだGIのスプリンターズステークスを勝利。また翌年の高松宮記念では、のちに日本馬として初めて香港スプリントを連覇したロードカナロアにも勝利した。

現在は繁殖牝馬として活躍、4勝を挙げたカレンモエなど6頭の産駒が誕生している。

●レッツゴードンキ
2015年の桜花賞馬レッツゴードンキ。

馬名の由来はJRAの公式サイトでは「さあ進もうドンキホーテのように」と記されているが、同馬のオーナーである廣崎利洋氏とディスカウントストアの「ドン・キホーテ」の創業者・安田隆夫氏が“親しい仲”で、命名は安田氏によるものとのこと。

引退後はアイルランドに繁殖入りしたが、現在は日本で繁殖牝馬として4頭の産駒がいる。

●アカイイト
2021年のエリザベス女王杯を制したアカイイト。名前の由来は「赤い糸」。

エリザベス女王杯に出走した当時は重賞馬ではなかったため10番人気の低評価だったが、阪神の3~4コーナーで大外一気を仕掛けてそのまま1着。初の重賞タイトルが、このエリザベス女王杯だった。

現在は繁殖牝馬入りしており、2024年に父ロードカナロアの第一子が誕生している。

●イロゴトシ
2023年と2024年の中山大障害を勝利。馬名の由来である「色事師」とは、恋愛関連の演技を得意とする役者、もしくは女たらしを指している。

ちなみに母の馬名が「イロジカケ」なので、母名から連想されていると思われる。

2年連続で障害GIを制しているが、2024年の秋に屈腱炎を発症したため2025年6月時点で休養中。

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