奇書『私が見た未来』が予言する2025年7月の大災難 的中すれば備蓄米放出が原因で大飢饉が発生する

AIで生成したイメージ
随意契約で売り渡された政府の備蓄米は、小泉進次郎農相の約束通り、「5キロ2000円前後」の価格で先月末から大手スーパーやコンビニの店頭に登場した。

6月末から7月上旬にかけ、さらに全国に供給される予定だが、この迅速な備蓄米の放出が新たな“不安材料”となり始めている。

大手紙社会部記者がこう語る。

「小泉氏が農相に就任し、5キロ2000円前後の店頭価格で放出を確約した先月末に、JA福井中央会では記者会見を開催した。
永井候専務理事は『これだけ放出すると、去年夏のように南海トラフが危ないという話になったらどうするのか。本当に起きたら(備蓄米は)もうない』などと危機感を訴えた。
一時的に令和のコメ騒動が落ち着きを見せたが、次は大規模災害時の備えがないと不安視する意見が多くなってきたのです」

こうした動きには昨夏に日本中を震撼させた「南海トラフ臨時地震情報」の発令による影響も大きい。

しかし、事態を加速させているのは、昨年から加熱の一途をたどっている「今年7月に日本で大災害が起きる」という予言だ。

「ご存じの方も多いと思うが、情報の発信源は、漫画家・たつき諒氏による『私が見た未来』完全版。1999年に出版された『私が見た未来』は、東日本大震災の発生を的中させたといわれている。
2021年発表の完全版では『2025年7月5日に本当の大災害がやってくる』『日本とフィリピンの中間あたりの海底が破裂し、南海トラフ地震を超える壊滅的な大津波が日本の太平洋側を襲う』と明言したことから騒動が巻き起こっているのです」(サイエンスライター)

『私が見た未来』の予言は日本のみならず、中国で出版されたことから海外にも拡散。

アジア圏のSNSでも話題を呼び、6月下旬から7月初めの台湾や香港、韓国からの訪日客が激減。宿泊施設の予約件数も50%減とインバウンド人気に水を差す事態に陥っているほどなのだ。