旧ジャニーズ事務所の性加害問題 実名告発の男性が本当に求めているモノ

堀田美貴男氏 (C)週刊実話Web
旧ジャニーズ事務所の性加害問題をめぐり、被害を申告したにもかかわらず、補償対象外とされた堀田美貴男氏がSMILE-UP.を訴えた裁判が6月2日に始まり、SMILE-UP.側は争う姿勢を示した。 

当日に開かれた第一回口頭弁論で、堀田氏側は「たった1回の面談で何ら説明もなく、一方的に排除されてしまった」「被害の記憶は鮮明」などと訴えている。 

裁判後の会見で堀田氏は「なぜ自分がはじかれているのか、補償の線引きが不明瞭」「会社側は対話をしてほしい」と話した。 

堀田氏が話すように、今回の争点は「被害者であるという地位の回復」というところにある。 

被害申告から返信放置までの流れは次の通りだ。