女子高生ご当地アイドルが“私物販売”で荒稼ぎ 提案したのは40代母親「もう笑いが止まらないです」

AIで生成したイメージ
とある地方都市で「ご当地アイドル」として活動している珠莉亜(じゅりあ=仮名・16歳)さん。

彼女には「いずれはメジャーデビューして、AKBや坂道グループのような有名アイドルになりたい」という夢があり、「若い頃はモーニング娘。になりたかった」母親の久美子さん(仮名・43歳)も大賛成なのだが、2人の前には厳しい現実が立ちはだかっていた。

「珠莉亜はビジュアルも歌もそこそこで、ご当地アイドルだから通用するレベル。とてもじゃないけど、メジャーからスカウトが来るような逸材とは言えないから自力で頑張るしかないんです。
具体的に言うと、美容整形も必要だし、ボイトレにしてもダンスにしてもレベルアップするためには都会に出て有名な先生に指導されないと無理だと思うんです」

早い話、母娘で夢をかなえるためには多額の費用がかかるということらしい。

「でもうちはシングルマザーなので生活はカツカツだし、娘の給料もスズメの涙程度。アイドル活動で時間を取られるから他のアルバイトをすることもできません。いっそ私が風俗で働こうかとも思ったのですが、将来娘が有名になった時にスキャンダルになっても困るじゃないですか?」

「何か手っ取り早く稼ぐ方法はないだろうか…」

そう考えた久美子さんが娘に提案したのが「私物をネットで売ること」だった。

「私、ブルセラ世代なので、高校生の時はそれでお小遣い稼ぎをしていたんです。今はリサイクルブームだし、実害がないなら別にいいんじゃないかと思いまして」

久美子さんの提案に珠莉亜さんもその気になり、捨てずにとっておいたランドセルや体操服、水着や中学の制服などをネットで売るようになったという。