“カリスマ風俗嬢”まりてん、女性ファン急増中 7月引退後の去就は「人生に空白期間を作ってみたい」
「本来の私はそんなんじゃないのに…」
――宗教2世として育った幼少期、逆ナンに明け暮れた大学生時代などなど、壮絶な半生と一言で片づけるにはエピソードがすごすぎる。なぜそんな過去を書いたのでしょう?
まりてん「’23年にミスヘブンを受賞してから、メディアなどで“カリスマ”と紹介されることが増えました。
初めて会った女性から『憧れてます』と言われたり、別の女性は指名でお店に来てくれて、ラブホテルや喫茶店でお話をしたいという方もいました。
それはもちろん嬉しいのですが、その半面、本来の私はそんなんじゃないのに…と思うようになっていたんです」
――自分がちょっと持ち上げられすぎてる、と?
まりてん「はい。私の接客は、自分がどれだけヤバイ人かということを話してお客様との距離を縮めるスタイルなんですね。
そこからお客様の心の深いところに入っていきたい。なので、『すごい人』みたいなイメージは邪魔になると思い、“ほんとうの私”について書こうと思いました」
まりてんはサラリーマンの父と看護師の母という一般的な家庭で育ったが、自身が小学3年のとき、妹の急死を機に母親が新興カルト宗教に入信。教義に従い学校行事への参加や信者以外の友だちとの交流を厳しく制限された。クリスマスや誕生日を祝った体験もないという。
まりてん「流行りのゲームや音楽を聴くことは禁止、もちろん男女交際もNGでした。生きてるようで生きてない、みたいな。
それが大学への進学で一人暮らしを始めたことで、反動からものすごいスピードで“遊び人”になったんです(笑)。
夜な夜な逆ナンに明け暮れて、入学から2年間で経験人数は30人を超えていました。大学4年時には悪友に誘われてデリヘルを始めたのですが、当時は東京での就職が決まっていたので、期間限定の社会見学のつもりでした」
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