蝶野正洋「ベイスターズ一筋って正直…飽きない?」 DeNA三浦監督にブッ込み質問連発!

蝶野「藤波さんにガン無視されたのよ」

蝶野「ベイスターズは選手の縦のつながりも深いよね。佐々木(主浩)さんみたいなOBとは、今でも交流あったりする?」

三浦「はい。佐々木さんは解説をやられているので、キャンプを見に来ていただいたりとか。他にも評論家で活躍されてるOBの方々とは、取材などでよくお会いしますね」

蝶野「俺らでOBといえば長州(力)さんとかになるんだけど、もう老害でしかないよ(笑)。まず、何を言ってるか分からないしね。
この前、藤波(辰爾)さんとすれ違ったんだけど、俺のことパッと見て、そのままガン無視されたのよ。俺、何かしたかと思ってあとで聞いたら、目が悪くなって見えてないだけだった」

三浦「藤波さんは70歳ぐらいですか。でも、現役でリングに立たれていて、すごいですよね」

蝶野「俺らの時代の先輩レスラーたちは、目も耳もしっかりしてる頃から後輩の話を聞いてないから、変わってないといえば変わってないんだけどね。
それと比べるのもなんだけど、三浦監督は基本的にものすごい真面目だし、礼儀正しいよね。ファンや地元から本当に愛されてるから、悪いことできないよね」

三浦「出身は奈良ですけど、18歳までしかいなかったので。こっちに出てきてからのほうが長くなりましたね」

蝶野「俺はヒールレスラーだから、リングでは『ブーイング=声援』だった。ベイスターズは敵地で試合するとき、相手球団のファンからブーイングが飛んできたりする?」

三浦「いや、最近ブーイングとかはあんまりないですね。昔はヤジとか物を投げ込まれたりとかありましたけど、どこの球場でもそういうファンはいなくなりました。
ただ、アウェーで試合するときの、相手チームファンからの圧というのはすごい感じますよ。逆にいえば、ホームの横浜スタジアムで試合するとき、相手チームは嫌だと思います! 」

蝶野正洋×DeNA三浦監督スペシャル対談 後編(2)】へ続く

「週刊実話」5月22日号より

蝶野正洋(ちょうの・まさひろ)

1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。

三浦大輔(みうら・だいすけ)

1973年12月25日、奈良県生まれ。’91年にドラフト6位で横浜大洋ホエールズに入団。’98年に12勝を挙げ、リーグ優勝&日本一に貢献。同年に蝶野率いる「nWoジャパン」に加入。2014年には横浜DeNAベイスターズの投手コーチ兼任となり、’16年に現役引退。その後に二軍監督を経て、’21年から一軍監督に就任。