石破首相の旧安倍派叩きは「常軌を逸している」 マジでキレる5秒前な麻生太郎最高顧問

自公国連立も頓挫か

「矢田氏が退任を申し出たわけではなく、石破サイドが退任を決めました。自民と国民民主を結ぶ仲介役としての役割を十分果たせなかったことが理由とされています。
国民民主が反対する中、2025年度予算は成立し、もはや用なしと判断したようです。血も涙もない石破政権です。矢田氏は相当ショックを受けていました」(官邸関係者)

岸田政権時、麻生氏は茂木幹事長(当時)と共に国民民主との連携を模索していた。

その一環として行われたのが矢田氏の補佐官起用だったわけで、国民民主の支持率が野党の中では比較的高い中で、矢田氏を切るのは「愚の骨頂」(自民関係者)と言える。

参院選が終われば、安定政権にするために、「自公国連立政権にすべき」との声は党内に強くあり、「玉木雄一郎首相容認論」も広がりを見せていた。

だが、その連立構想も「矢田氏解任」で一気にしぼみかねない事態となっている。

矢田氏に代わって石破首相が起用を検討しているのが木原氏だという。

矢田氏より木原氏のほうが内政に精通しているのは事実だが、ご都合主義であり、場当たり的と言える。

交通事故を起こし、静岡県内の病院で看護師に怪我をさせたとして傷害の疑いで逮捕された俳優の広末涼子のヒット曲『MajiでKoiする5秒前』でないが、麻生氏にしてみれば「マジでキレる5秒前」といったところか。

「週刊実話」5月1日号より