DeNAバウアー年俸30億円でNYヤンキース移籍か 元ヤクルト史上最強助っ人ボブ・ホーナーの悪夢ふたたび

ヤンキースがバウアーを熱望

一方、MLBでは昨季のワールドシリーズでドジャースに敗れたヤンキースが投壊の危機に瀕している。

’23年にサイ・ヤング賞に輝き、通算153勝(80敗)の主戦ゲリット・コール投手が右肘のトミー・ジョン手術で今季はリハビリに専念し、昨季新人王(15勝7敗)のルイス・ヒル投手も右広背筋痛で戦線離脱。

昨オフ、左腕史上最高額となる8年約327億円で獲得したマックス・フリード投手もいまひとつの状態だ。

それでも首位に立っていられるのは、昨年までヤンキースの主任アナリストだったアーロン・リーンハート氏が開発した「トルピード(魚雷)バット」のおかげ。

開幕第2戦で球団新記録となる1試合9本塁打、3戦計15本塁打のメジャータイ記録をマークしたスーパーウェポン。

しかし、ワールドシリーズでドジャースに雪辱を果たすには、強力な先発投手のさらなる補強が必要。そこでバウアーに“白羽の矢”が立ったのだ。

バウアーは今シーズン、DeNAと契約を結んでおり、シーズン途中にMLBへ移籍することは困難だが、DeNAが途中でリリース(契約解除)し、自由契約になれば移籍は可能。

ヤ軍は水面下で、バウアーに来季の年俸30億円を提示しているともいわれ、ホーナーのときと同様に、このまま帰国して今後に備えることが予想される。

まさに「もらい事故」。中居氏のトラブルは球界にも影響を及ぼしている。

DeNA悲願の27年ぶりリーグ優勝が危うくなってきた。

「週刊実話」4月24日号より