米中の経済衝突は前哨戦か!?「 3つの世界大戦」を予見した手紙が伝える“不気味な未来”【忍び寄る最終戦争4】

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ウクライナ紛争やイスラエル・ガザ戦争はいまだ長期化の色合いを見せている。いまや世界は何が起きてもおかしくない。果たして、第三次世界大戦は起きるのか。戦慄のシミュレーションを報告する!(全4回中の4回)

フリーメイソンが綴った「未来計画」

ここでもう一つ、頭の中に入れておかなければいけない重要なことがある。それは、歴史は何者かのシナリオによって動かされているという格言だ。

興味深い史実として、フリーメイソンのメンバーで南北戦争の南部将軍だったアルバート・パイクが、イタリアのフリーメイソンメンバーでもあるジュゼッペ・マッツィーニにあてた手紙に、恐るべき「未来計画」が記されていたという都市伝説がある。

それによると、第一次世界大戦、第二次世界大戦、そして第三次世界大戦について、「1回目はロシアを倒すために、2回目はドイツを倒すために、3回目はシオニスト(パレスチナ地方にユダヤ人の国家を建設しようとする人々)とアラブ人との間に、イルミナティ・エージェントが引き起こす、意見の相違によって起こるべきである。その間に諸国は、この問題について意見が分かれ、物理的、道徳的、霊的、経済的に完全に破壊されるまで戦われる」と、パイクが何やら予言めいたことを書いていたとされる。

手紙が書かれたのは1871年8月15日で、まだ第一次世界大戦(1914年)も第二次世界大戦(1939年)も勃発していなかった。

この都市伝説が未来を予見していたと考えるのなら、激しさを増す米中の経済衝突はまさに前哨戦と言えるだろう。

経済を混乱させ、恐慌を起こし、そして全世界を混乱に導き、世界を戦国時代にもっていくシナリオにも思える。

「両国が経済戦争で弱体化すれば、アメリカの没落は早まり、中国は内部崩壊が始まります。中国の不動産バブルはすでに弾け、経済は悪化の一途をたどっています。なんとか成長を維持しているように見せかけていますが、中国はいつ完全に崩壊してもおかしくない状態で進んでいる。世界中を巻き込んで大恐慌が到来すれば、その後にいよいよ第三次世界大戦が始まるでしょう」(在米ライター)