米中の経済衝突は前哨戦か!?「 3つの世界大戦」を予見した手紙が伝える“不気味な未来”【忍び寄る最終戦争4】



世界大戦なら3週間で5億人が死亡

では、第三次世界大戦が起きたらどれだけの被害が出るだろうか。

戦争の規模にもよるが、ロシアのデータ解析の専門家は「核兵器を持つ国同士の大規模な戦争となれば、最初の3週間で5億人が死亡する」と推測する。

これは、広島と長崎への原爆投下による犠牲者数を参考に、第三次世界大戦が勃発した場合の核弾頭の数と威力などから推計した数字である。

だが、この数字にはまだ「核の冬(核戦争によって地球上に大規模な環境変動が起こり、人為的に氷期が発生すること」による影響が加味されておらず、「間接的には10億人から20億人くらいが亡くなるかもしれない」とされている。

当然、多くの人々が貧困や放射能の後遺症、飢えに悩まされ、ありとあらゆる搾取やレイプ、理不尽な暴力が支配する暗黒の世界となることだろう。

あまり想像したくない未来だが、われわれ日本の一市民としては、実際に核戦争が起こることがないように祈りながら、わずかな「生き残り」の手段を考えて備えるしかない。

『検証 2025年の大予言』より