台湾侵攻さえ通過点! 「米国凌駕」の野望に燃える習近平が引き起こす“世界恐慌”と“新たな戦乱”【忍び寄る最終戦争2】



アメリカのインフレ加速で世界が大打撃

これまで中国がアメリカを利用してきたのは事実であるが、しかし、気づけば世界の中心となるほどの国力を持ちつつある。

一方で西側諸国はアメリカという覇王を失い、インフレとコロナ禍で傷んだ財政の悪化が大きな足枷になろうとしている。

「トランプ大統領は、数々の政策実行でインフレが加速。さらに関税引き上げで輸入製品の値段がつり上がり、国民から批判の声も上がりだしている。激しいインフレは、他国をも不安定化させており、アメリカはもとより中国も無事ではいられません」(前出・軍事ジャーナリスト)

国民の目をインフレから背けさせるために、両国が揉めごとを起こせば、日本を含め世界中の経済はとてつもない打撃を受けることになるだろう。

『検証 2025年の大予言』より一部内容を変更

【忍び寄る最終戦争3】へ続く