賤しい日本人は「J」、バカ野郎は「SB」…桜シーズン到来で中国人旅行客の日本侮蔑ワードも満開!

中国語で「バカ野郎」を意味する「傻逼」の発音記号(ピンイン)は「shǎ bī」。投稿時は「SB」と表記するのがクール(中国のSNSより)
最近、中国大陸人の間で日本や日本人を侮蔑する表現や方法が増加している。

歴史的な背景や現在の社会情勢、“愛国無罪”を容認した官製ネット文化の影響などから、こうした行為は野放し状態だ。

その標的は小学生男児が刺殺された日本に留まらない。

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5歳児3人が殺害されたスイスや、動物園に自生する野鳥を狩られたタイなど、拙稿でも既報済みだ。

傍若無人な中国大陸人が押し寄せる桜シーズンとあって、名所を避ける日本人の“観光被害者”も増え始めている。

すれ違った直後に「バカ野郎」

ここ最近、TikTokやビリビリ動画などの短編動画プラットフォームでバズりやすい鉄板ストーリーがある。

スマホ片手に「日本人には分からない」「バカだからな」といった挑発的なフレーズを吐きながら日本人に近づきつつ、すれ違った直後に「傻逼」(シャービー/バカ野郎)と呟くというもの。

背景は日本の観光地の街並み(たとえば渋谷のスクランブル交差点やコンビニ)が映っていることが多い。

京都か奈良であろうか、神社仏閣をバックに、行儀よく会釈をしてすれ違った日本人の修学旅行生に対して「やっぱり傻逼だwww」と後ろ姿をカメラで追いながらゲラゲラ笑う動画を見つけた。

ちなみに、このバージョンのコメント欄には「もっと言ってやれ!」と煽る声が並んでいた。

これは相手(日本人)が中国語を理解できない前提で侮辱するという、中国ネット特有のコンテンツと言える。

「中」国以外は、すべて「外」国。愚劣な行為を諌めるどころか、嘲笑して煽る。

中国大陸人の民族性を体現していると思われても仕方なかろう。

外国に留学しても、中国大陸人の民族性は変わらないようだ。

英語圏や国際的なプラットフォーム(Xなど)で見られるトレンドとして、SNS投稿時に「Japanese」の「J」のフォントをわざと際立たせる行為が流行している。

「J」は中国語の「賤」に引っ掛けている。

発音記号は「jiàn」(ジエン)。読んで字の如く「賤しい」という意味だ。

例えば、「J-people」や「J-country」といった形で、日本をこっそり侮蔑する。

単なる発音遊びではなく、「分かる人には分かればよい」と蔑視的なトーンを強調しているわけだ。

日本政府から補助金を得て「“小日本”がまたお金をくれたぜ!」と自慢(中国のSNSより)