ドジャースが“怪物の聖地・花巻東”を買収か 選手育成ノウハウをMLBへ逆輸入する「ラボラトリー計画」

『くふうハヤテ』元GMの山下大輔氏がキーマンか

実際、逆の立場で佐々木麟太郎がそれを証明しており、私立高校の花巻東なら融通も利く。

あまり知られていないが、日本の高校野球は、五輪や国体と違って国籍規定がないため、外国人留学生の出場は可能。ただし、短期留学だけでなく、3年間在学の場合に限る。

「ドジャースの目的は、資金提供で理事会の協力を得て一定枠の留学生を確保するのが狙い。花巻東は今春センバツでは準々決勝で敗れたが、戦力は厚い。これに助っ人が加われば、チーム内に新たな競争が生まれ、悲願の甲子園制覇が見えてくる」(同)

日本の大学野球は外国人の人数制限はなく、留学生が日本の大学進学を選択することも可能だが、彼らの目的はメジャーリーガー。森井翔太郎(18、東京・桐朋高)方式でMLB球団とマイナー契約することはあっても、日本の大学野球に進むことはない。

気になる動きもある。ファーム・リーグ球団『くふうハヤテ』の山下大輔氏だ。

昨年末にGMを退いて顧問に就任したが、1月末をもって退団。背景にドジャースのアカデミー計画があるという見立てだ。

静岡出身で慶大を経て大洋ホエールズ(現DeNA)で活躍し、引退後は監督も務めた山下氏は、その後、ドジャース傘下のマイナーでコーチを務めており、英語力も備えている。

「突然、故郷のチームを離れたのは、ドジャースにスカウトされたからという情報もある。日米の野球をつなぐコーディネーターに就くのではないか」(地元放送局幹部)

大谷の活躍で高校野球にも“黒船”が襲来、新たな時代を迎え始めているのである。

「週刊実話」4月10日号より一部内容を変更