のん&橋本愛に再ブレークの兆し? 10代でスポットライトを浴びた“あまちゃん”女優の現在地



マイウェイ、マイペースで行く2人

その橋本と今度の映画『早乙女カナコー』で共演しているのが、のん(1993年7月13日生まれ・31歳)だ。

「『能年玲奈』と言った方が分かりやすいかもしれません」(テレビ局関係者)

そう、2013年前期のNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で、ヒロイン・天野アキを演じたあの能年玲奈だ。

橋本は件の取材インタビューで、のんについて、
「のんさんは、俳優だけでなくクリエーターとしての才能も豊かな方で、触発されます。自分にしかできない面白いことを探し続けていこうという気持ちに何度も立ち戻らせてくれる存在です」
と話している。

「マイウェイ、マイペースで行くというところが2人の共通点。お互い、親近感を持っているのかもしれません」(前出・芸能関係者)

さて、のんは今や売れっ子女優となっている吉岡里帆や有村架純と同じ関西出身で、同年生まれ(学年はのんが1学年下)。

「のんの方が幼く見えますね。スタートは、のんが断然リードしていましたが、途中で大逆転を喰らってしまいました。男性経験の差?かもしれません」(夕刊紙記者)

ファッション雑誌『ニコラ』のオーディション、レギュラーを経て、2010年の映画『告白』で女優デビュー。

2012年には映画『カラスの親指』、ドラマ『サマーレスキュー~天空の診療所~』(TBS系)などに出演し、活動の場を広げていった。

「経歴を見ればお分かりの通り、『告白』では橋本と共演しています。のんの方が2学年上なのですが、大人のフェロモンという点では橋本の方が数段上だと思います」(映画ライター)

転機が訪れたのは2013年。

「件の『あまちゃん』のヒロインに約2000人の中から選ばれたのです」(前出・スポーツ紙記者)

母親(小泉今日子)の故郷・岩手で人気の海女になった後、東京でアイドルを目指すヒロインをコミカルに演じ切り、「じぇじぇじぇ」はこの年の流行語大賞にもなった。

「ここでも、地元アイドル役の橋本と共演しました」(テレビ誌記者)

しかし、2015年4月、独立騒動が勃発した。

「結局、所属事務所を独立したものの、2016年7月から、芸名を『のん』と改めました。ここから彼女の“冬の時代”が始まりましたね」(同)