生配信中に襲撃され…“投げ銭”で稼ぐあのちゃん似・女性ライバーがハマった危険な落とし穴



フォロワーを店に呼び指名させるライバーも

本誌読者諸氏にとっては聞き慣れないライバーとは、いかなる仕事なのか。

「基本的には配信アプリを通じ、ライブと呼ばれる生配信を定期的にし、そこで雑談トークや歌、ダンス、ゲーム、散歩などを披露するのです」(ネットライター)

録画映像を配信することが多いYouTubeと違い、ライバーはスマホを通じて即生配信できる『ふわっち』『Pococha(ポコチャ)』『17LIVE(イチナナ)』『BIGO LIVE(ビゴライブ)』などのアプリを使うようだ。

「大きな収入源はフォロワーからの投げ銭です。ライバーの生配信中、フォロワーがコメントとともに投げ銭として贈ると、その何割かがライバーの収入になる。投げ銭をすると『いつもありがとう』などと感謝してくれるため、寂しい独身中年男性らが可愛い人気女性ライバーたちに次々とカネを投じるのです。また、企業から広告宣伝を請け負ったりする配信者もいます。月数百万円を稼いでいる女性もいますよ」(同)

人気になって稼ぐにはルックスがモノをいう世界。そのため、グラビアタレントの卵や地下アイドル、コスプレイヤーらが続々参加。熾烈な投げ銭争奪戦が繰り広げられているのだ。

小さな芸能事務所に所属し、現役ライバーでもある今田美桜似のアイドルXが証言する。

「ライバー収入で生活できるのはわずか。水商売やコンカフェなどでバイトしている子も多いんです。親しいフォロワー男性を店に呼んで指名させたり、騙して生活費を無心する例も聞きます。男性側もすっかりその気になって巨額の投げ銭をした結果、ストーカー化して付きまとうようになり、恐怖を感じた女性がアクセスを“ブロック”する…なんていうトラブルは日常茶飯事。私もしつこくメッセージを送られた40代のフォロワー男性に新宿の街中で生配信中突撃され、ダッシュで逃げたことがあり、怖くて屋外配信はやめました。あのちゃんに似ている佐藤さんは約2600人ものフォロワーがいたようですから、本気になった男性は少なくなかったでしょうね」