あなたの職業は大丈夫? 2045年以降は企業の人事採用もAI任せか【戦慄の近未来都市伝説2】



AIが人類を根絶やしにする?

日本でもAIの発達に伴って、この2045年問題が話題の焦点になりつつある。

そして、シンギュラリティの本質的な怖さは、「2045年以降」にこそある。

一体、どのようなことが起こるのか?

有力視されるのは、AIが人類を根絶やしにするという説。

この地球という惑星にとって、最も邪魔で厄介な存在は間違いなく人類だ。

性懲りもなく戦争を繰り返し、核開発に躍起になり、自然体系を破壊しているのだから当然である。

現在、世界人口は70億人を突破しているが、2045年の時点では90億人から100億人になるとも予想されている。

食糧難はいよいよ極限状態に達していることだろう。

となると、AIが真っ先に「人類消滅」を考えることは大いにあり得る。

人間は自分たちがつくった機械によって殺されていくのだ。

もしくは、AIが「人類選別」に乗り出す可能性もある。

その場合、世界にとって必要な人間とそうではない人間が、AIによってふるいにかけられていく。

地球というこの惑星にとって、あなたは存在する価値のある人間なのか?

そうではないと判断された場合、あなたの人生は2045年でゲームオーバーだ。
  
では、AIに嫌われないようにするために、われわれはどうすればいいのか?

実はもうそのジャッジは始まっている。

中国の通信機器大手メーカー「ファーウェイ(華為技術)」は、同社の機器類から情報を抜き取り、海外に転送しているという疑惑を持たれているが、同じようなことはグーグルやアップル、フェイスブックやアマゾンも行っている。

これらアメリカの「AI4強」は、その頭文字から「GAFA(ガーファ)」と呼ばれ、国家権力を超越した情報戦で世界を実効支配しようとしている。

グーグルがAIを軍事利用しているのは、あまりにも有名な話だろう。

一事が万事、そんな調子である。

あなたがスマホを使うたびに、すべての履歴や個人情報、書き込んだ内容がAIのジャッジ対象になっているのだ。

もう、お分かりいただけただろう。

テクノロジーの進化と暴走は、残念ながら取り返しのつかない段階に入っているのである。

『検証 2025年の大予言』(小社刊)より