「母親の愛情に飢えていた」そろって子持ち女性との“年の差婚”に踏み切った三兄弟の紆余曲折人生

画像はAIで生成したイメージ
シングルマザーでありながら、美容・飲食・介護といくつもの事業を成功させた、やり手実業家の母(仮にA子とする)を持つ三兄弟がいる。

当然ながら家は裕福で欲しいものは何でも買い与えられた彼らは有名私立のエスカレーター校に通いながら、年配の家政婦に何不自由なく育てられた。

【関連】伊藤沙莉の「18歳差婚」で大注目! 演劇業界で“年の差婚”が増殖する妬ましき裏事情 ほか

――ここまで書いただけで彼らの生育状況の「危うさ」を察した読者もおられるかも知れないが、成長した彼らは揃いも揃って反社の世界に身を堕としたのである。

「甘やかされて育った三兄弟は絵に描いたようなバカ息子でした。何か不祥事をしでかす度にA子がお金でもみ消していました。『それがかえってダメなんだ』と言っても、A子は『バカ息子を産んだ責任はとらないとね』と言って札片を切っていたんです」

そう話すのは親類である政子さん(仮名・70代)。

以下は、ときに苦言を呈しながらも彼らを「見守ってきた」という政子さんの証言によるものである。

「三兄弟は全員20そこそこで結婚を決め、そのタイミングで反社稼業からは足を洗いました。反社仲間にとってはもともと単なる金づるでしかなかったようで、特に引き止められたりもしなかったみたいですね。身内としては喜ばしいことですが、A子は彼らの結婚に大反対した挙句、三兄弟全員と縁を切っています」

せっかく堅気になり、新しく人生をやり直そうとしている息子たちの結婚を、実の母親が大反対した理由…それは結婚相手にあった。

「長男の結婚相手は13歳年上で、次男の相手は18歳年上、三男にいたっては25歳年上で、しかも全員が再婚&コブ付きというワケあり女性。私が『なぜ、皆そういう相手を選ぶの?』と聞くと『母親の愛情に飢えていたからだと思う』と全員が口を揃えました。年上で子供を持っている女性から漂う『母親オーラ』みたいなものに惹かれたようです」