亡国の「石破政権」が維新と手を携えて“玉木・国民民主党切り”を断行へ

石破茂首相(C)週刊実話Web
【春一番永田町ウラ情報1】
自民党内の基盤が弱い石破茂首相は政権の延命に向け、党外に活路を見出そうとしている。

2025年度予算案は日本維新の会の協力を得て、衆院通過を経て何とか成立しそうだ。

見えてきたのは盟友である維新・前原誠司共同代表とのパイプの有効活用と、強硬姿勢の玉木雄一郎代表率いる国民民主党との「決別」。

【関連】八方塞がりの打開策は鉄オタ!? 石破首相が維新・前原&公明・斎藤「鉄ちゃん3連合」路線を模索 ほか

野党の要求をのみ続ければ国家予算はいくらあっても足りないのは自明の理だが、石破首相は亡国の道をひた走るのか――。

維新の前原誠司共同代表と密会

新聞各紙に載る首相動静は、首相の動きのすべてを押さえているわけではない。

あくまで首相番記者が把握できた範囲内である。

首相が公人である以上、首相秘書官は動静を極力隠さず、番記者の問い合わせにも答える必要がある、というのは建前の話。すべてを明かしてしまえば政治は成り立たない。

首相サイドはやはり、隠すものは隠すのである。

1月22日の首相動静によると、石破首相は午後7時3分に公邸に帰り、面会もなくその日を終えている。

だが、公邸に帰った後、秘かにある人物と公邸で落ち合っていた。

日本維新の会の前原誠司共同代表である。

食卓にはとんかつやキャベツ、ごはんなどが並んだ。前原氏はウイスキーを傾けながら、維新の看板政策である高校授業料無償化と現役世代の社会保険料の軽減を求めた。

このトップ会談によって流れはできたと言っていい。

石破首相と前原氏が共に鉄道オタクなのは有名な話。互いに「鉄ちゃん」として気脈が通じ、石破首相は前原氏のことを「昨日、今日の付き合いではない」と言ってはばからない。

昨年の臨時国会では維新だけでなく、国民民主党の賛成も得て2024年度補正予算を成立させた。

少数与党である以上、今通常国会でも野党の賛成を得なければ予算は成立しない。