担任のビジュアルが気に入らず登校拒否に…モンスターJS(女子小学生)がハマった“イケメン好き”の深み

画像はAIで生成したイメージ
メッシュの入った金髪にピアス、爪にはラメのネイルアート。「メークはデフォ。すっぴんで歩くとか無理!」と言い放ち、ビジュアルに強いこだわりを持つのは紫色のランドセルを背負う美羅ちゃん(仮名・12歳)だ。

そう、彼女はまさかの小学生だった。

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「つっても、今年JC(女子中学生)になるけどね。中学の校則マジうざい。髪も黒くしなきゃだし、ピアスも外さなきゃダメなんだって。当然ネイルもメークも無理。すっぴんであんなダサい制服着るとか、ありえない。死にたい」

そう大げさに頭を抱える美羅ちゃんの横では、母親の美津子さん(仮名・47歳)が苦笑いをしている。

「頭を抱えたいのはこっちの方ですよ。1年間まともに学校に行っていないのに中学でやっていけるのかと思うと憂鬱で仕方ないです」

実は美羅ちゃんは6年生に進級してからほとんど学校に行っていない。

行ったとしても保健室で給食を食べて帰って来てしまう。

「5年生までは普通に行っていたんですけど、6年生になった途端登校拒否が始まったんです。理由ですか? 担任の先生がイケメンじゃないからです」

聞くところによると、美羅ちゃんは物心ついた時からの旧ジャニーズオタクでイケメンが大好物。幼稚園時代はイケメン保育士のいる隣のクラスに入り浸っていたらしい。

「小学校に入ってからは5年生までずっと担任の先生は女性でした。体育と英語の先生は男性だったんですけど、どちらも長身のイケメンだったので美羅的には何の不満もなかったんです。ところが、6年生になって受け持つことになった男性の先生が、あの、イケメンではなくて…それで美羅がキレてしまったんです」

この担任は他校から異動して来た人物だったという。

「同時に美羅が気に入っていた体育と英語の先生が他校に異動になってしまったこともあって、美羅としては小学校生活に絶望したようです」