悪質な性加害事件を隠蔽! 警察の“身内にアマアマ”な体質を元警察官が徹底暴露

画像はAIで生成したイメージ
2月半ば、鹿児島県で知人女性に対して性的暴行を加えた警察官が「書類送検」されたことが報じられた。

この警察官は詐欺事件などを担当する捜査2課長。「キャリア組」と呼ばれるエリートだったことや、書類送検と異動で済ませた処分の甘さなどから、相変わらず「身内に甘い」警察の体質が浮き彫りとなったが、九州では以前にも警察官による性加害事件が隠蔽されていたという。

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その証言者が、今回本誌がインタビューを申し込んだ元警察官の田所裕也氏(仮名)だ。

「加害者であるAは40代の妻帯者です。被害者は同じ官舎に住んでいた、当時十代の少女。つまりAからすれば同僚の娘ということになります」

Aは顔見知りの被害者を言葉巧みに自宅に連れ込んで性加害を行ったという。

「犯行は夏休みに始まりました。Aは自分が非番の時、被害者が昼間1人で留守番をしていたところを狙ったようです。Aは『このことを誰かにしゃべったら、キミのお父さんが逮捕されることになるからね』と脅して口止めをしていました。こうした行為は数カ月に及んでいます」

繰り返し虐待を受けた被害者は精神的に不安定になり、心配した母親が付き添い心療内科を受診。問診に答えるような形で医師に被害を告白したという。

「同行していた母親は半狂乱だったそうです。それでAの自宅へ行き、問いつめたみたいですね。Aの奥さんもその場にいたようですが、被害者の母親の訴えに特別驚く様子もなかったそうですから、予兆みたいなものがあったかもしれません。Aの妻は額を床に擦りつけるようにして謝っていたと聞きました。Aの犯行を裏付ける証拠のようなものを被害者が持っていたということで、Aも観念したのか犯行を認めました」