清原和博氏『12平和党』から愛犬・常吉と参院選出馬? 黒歴史はあるが…「脈ありどころか当確でしょう」



「今は名前が出せない」ワケは?

デヴィ氏は、太平洋戦争中に福島県浪江町に疎開した経験がある。

その第2の故郷は東日本大震災による東京電力福島第一原発の事故で被災し、周辺一体に避難指示が出た。

これまで何度も現地に慰問に訪れているが、その度に思うのが自宅に残され、犠牲となったペットへの家族の心情。

「避難指示区域で飼われていた犬と猫は約1万6500匹いたが、飼い主とともに避難できたのはわずか1割。しかも、避難所や仮設住宅ではペットの受け入れが難しく、ほとんどが飼い主と離れ離れに。世界一の防災大国を目指し、石破茂首相は防災庁の設置を急ぐが、ペットへの優先順序は低い。そこでデヴィ氏は新党を立ち上げ、被災ペットの保護活動や同伴避難を訴えようとしている。清原氏も、その取り組みに共感している」(動物愛護団体関係者)

ペットフード協会の24年の調査によると、ペット犬は全国で約679万匹、猫が約915万匹。

飼い主の家族も含めると約3600万人が毎日、犬と猫に癒やされている。

「動物愛護」の“ワン”イシューで選挙戦を戦えば、この層を取り込める。

問題は今すぐに出馬を表明すれば、野球解説や芸能活動などの予定が入っているテレビ局などに迷惑をかけること。

直前まで否定をせざるを得ない。

軍師・藤川氏が「今は名前が出せない」とする理由がこれだ。

昭和の熱血漢・清原氏から目が離せないワン。

「週刊実話」3月6・13日号より