中居問題で危機的状況のフジテレビに「F1お台場グランプリ」開催の再生プランが急浮上!

 

カジノマネーでF1を誘致

すでに30年までの開催地が決まっており、鈴鹿サーキットの日本GPも契約は29年まで。今年は伝統あるフランス、ドイツでさえカレンダーから外れている。

欧州では1年交代が増えているのだ。

そんなオーバーブック状態のため、新規GP開催の場合、予約を入れてもカレンダーに入るまで数年かかる。

さらに頭が痛いのは年に数十億円のデポジット料金。正規契約時には500~600億円。産油国でもない限り、毎年の開催は容易ではない。

しかし、カジノの収益があれば、話は別だ。

ラスベガス・ストリップ(公道)が舞台の米ラスベガスGPは期間中、1部屋1億円でも高級ホテルはセレブ客で埋まる。サンズもそれを見込んでいる。

昨年、トヨタは15年ぶりにF1復帰を発表。米国のハースF1チームとパートナーシップを結び、数年後のフル参戦を目指している。

ホンダもアストンマーティンと提携し、26年からパワーユニット(PU)を供給する。

「トヨタはホンダへの対抗上、東京・お台場をホームGPに期待している。カジノマネーがあれば、都の公的資金を投入する必要がなく、都民の反発は少ない。難易度は高いが“2本(鈴鹿・お台場)GP”は可能だ」(大手広告代理店)

中居氏と女性とのトラブルを報じた『週刊文春』が記事の一部を訂正したことで、「フジは悪くなかった」という声が強まっている。

これも東京・お台場GP実現には強い追い風だ。

32年には、巨人の新たな本拠地の可能性がある「新築地球場」が開場する。

それに合わせたIR&F1招致。今年6月には都議選があり、争点の一つとなるのは必至で、今後のフジテレビとお台場から目が離せない。

「週刊実話」2月27日号より