乃木坂46、6期生加入後の未来は?“新陳代謝”を求められる女性アイドルグループに必要なモノ

乃木坂46キャプテン・梅澤美波 (C)週刊実話Web
乃木坂46の6期生が2月6日から発表され、初日に秋田県出身の矢田萌華が登場。その美貌に注目が集まっているが、グループの未来にどのような影響を与えるのだろうか。

6期生は「春組」5名と「夏組」6名に分かれた11名だと発表されており、「春組」は6日から毎日1名ずつ、YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」で紹介されている。

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乃木坂46は1期生と2期生が卒業し、現在は3期生・4期生が中心となって活動してきた。 

しかし、白石麻衣、西野七瀬、生田絵梨花といった象徴的なメンバーが卒業したことで、“グループの顔”となるメンバーが不在とされる状況にある。 

女性アイドルの“新陳代謝”と6期生の役割 

5期生は話題性がありながらも、ネット上の流出騒動などの影響もあり、グループの浮上には至っていない。そのため、6期生が「起爆剤」になるかどうかに注目が集まっている。 

男性アイドルグループと違い、乃木坂46ら女性アイドルグループは“新陳代謝”が求められてきた。 

ファンは常に新しい存在を求める傾向にあり、運営も定期的なメンバーの入れ替えによって話題性を維持していこうと躍起になっている。 

6期生のフレッシュな魅力が、グループ全体のイメージを再構築できるかがカギとなる。過去の女性アイドルグループにおける6期生を振り返ってみよう。 

モー娘。とAKB48の6期生たち 

モーニング娘。は6期生として2023年に藤本美貴、亀井絵里、田中れいな、道重さゆみの4名が加入。当時のモー娘。は黄金期後の停滞が始まっていたが、個性豊かな6期生加入でグループの勢いを取り戻した。 

特に道重は、卒業までに8代目リーダーとハロー!プロジェクトの4代目リーダーを務めている。 

一方でAKB48の6期生は片野友里恵、高城亜樹、西澤沙羅、野中美郷の4名が2008年にデビュー。しかし、主要メンバーとしてブレイクした人が少なく、グループの流れを変えることはできなかった。 

乃木坂6期生がモー娘。6期生のようにグループを再生できるのか、AKB6期生のように大きな変化をもたらせないまま終わるかは、グループの今後にも関わってくるだろう。 

乃木坂6期生にエース候補となるメンバーが出現するかどうかが重要であり、メディア露出や選抜入りなどの戦略が成功するか、プロデュース力も試される。さらに、5期生とのバランスや、遠藤さくらや賀喜遥香といった現役エースとの関係性も重要だろう。 

現在の乃木坂46は、絶対的なエースが不在であり、6期生がどれだけ話題を集め、人気を確立できるかがグループの未来を左右することになる。 

過去の例を見ると、新期生の加入だけでグループが浮上するわけではなく、運営の戦略と既存メンバーとのバランスが大切だとわかる。 

もし“次世代の顔”となるカリスマ性のあるメンバーが出現すれば、6期生は乃木坂46の起爆剤となり得るだろう。 

文/週刊実話Web編集部