【2025年の大予言】アメリカ、世界、そして宇宙を牛耳るイーロン・マスク「仮面の正体」を暴く!

画像はAIで生成したイメージ
世界一の富豪として知られるイーロン・マスク氏。総資産額は約48兆円と隆盛を極めたが、その勢いは止まらない。

有能な実業家としてのみならず、ドナルド・トランプ氏を再び米国の大統領に導いた立役者として、全世界が彼の言動に注目している。

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いまや“影の大統領”ともいわれる男は、どのようにして誕生したのか?

生い立ちから振り返ってみたい。

マスク氏は1968年6月28日に南アフリカ共和国で生まれた。

父親は南アフリカ人の技術者、母親はカナダ人の栄養士兼モデルで、南アフリカ共和国、カナダ、米国の国籍を持つ。

自伝などによると幼少期に両親が離婚し、転校を余儀なくされるほどいじめを経験したという。

当時を「人生は痛みの連続だとたたき込まれた」(マスク氏)と振り返り、これらの壮絶な体験が反骨精神を培ったのかもしれない。

学生ビザで米国に入国したマスク氏は、大学院に入らず24歳でIT企業を立ち上げた。

その後、成長した会社を売却して得た資金で、オンライン金融サービスと電子メール決済の会社を起業。その後、同業他社と合併して「PayPal(ペイパル)」を共同設立した。

今では当然のように使われている電子決済だが、インターネット決済をいち早く取り入れたことでペイパルは世界で利用され、大当たりする。

31歳のときに同社も売却するが、この頃には総資産が約200億円に達したとされる。

マスク氏は飽和状態のネット業界に見切りをつけて、今度は未開拓だった宇宙産業へと進出する。

「2050年までに100万人を火星に移住させたい」との目標を掲げ、02年に宇宙開発企業「スペースX」を創設した。

一方でマスク氏といえば、電気自動車(EV)の「テスラ」を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。

03年にベンチャー企業として設立されたテスラは、創業から一貫してEVの開発、生産を手がけ、圧倒的な存在感を示してきた。

23年ごろから中国の新興EVメーカーと価格競争が激化し、経営に陰りが見え始めると、マスク氏は反転攻勢に出て、24年10月にペダルやハンドルがない完全自動運転のタクシー「サイバーキャブ」を発表。

自動運転システムをサブスクリプションとしてタクシーに搭載し、安定した収益につなげるのが狙いで、26年からの生産開始を目指している。

自動運転が当たり前になる社会が、すぐそこまで来ているのだ。