北朝鮮が真っ青! ロシア派遣兵士生け捕りで始まる金正恩体制崩壊の“ドミノ倒し”



一気に国内で暴動が起きる可能性も

北朝鮮兵が日米韓など西側の圧力に屈することはあってはならない。

独裁者の正恩氏が最も恐れているのは、自国の若者なのだ。

「多くの餓死者が出た『苦難の行軍』(1994年〜98年)後に生まれた人々は30代になろうとしている。配給という国の恩恵を知らずに育ったほか、中国や韓国などの影響を強く受けています。若い世代は、密貿易でもたらされた韓国や米国の音楽、映画、ドラマなどに親しんで育っている。若年層の間で他国の戦争に加担した挙げ句に戦死者、捕虜が出たという事実が広まれば、一気に暴動など社会騒乱が起きる事態もあり得ます」(同)

ゼレンスキー大統領はSNSで「ロシアの捕虜となったウクライナ軍人と北朝鮮兵を交換する用意がある。もし北朝鮮兵士が帰還を望まない場合、他の選択肢がある」とも述べており、今後、捕虜となった北朝鮮兵にはウクライナに残る、韓国へ行く、ロシアに引き渡されて北朝鮮へ戻るなどの道がある。

「捕虜となった兵士が韓国への亡命を選択した場合は、その家族に対して苛烈な処罰が加えられますよ。韓国への亡命は国家への反逆とみなされるからで、家族に対しても連座制が適用され、収容所送りになるでしょう」(同)

金正恩体制としては「派兵した兵士が捕虜となり、敵に寝返った」という汚辱が広まることは致命的。派兵の失敗は一気に独裁体制崩壊へと向かいそうだ。

「週刊実話」2月6日号より