フジテレビ「女子アナ上納・接待システム」常態化疑惑の真相は…“中居騒動”が大物ミュージシャンにも飛び火!?



フジは「電波芸者」作りの先駆者!?

フジテレビは中居の女性トラブル記事について「このたび一部週刊誌等の記事において、弊社社員に関する報道がありました。内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」と公式サイトで完全否定。

中居側も「第三者の関与はない」としている。

17日の港社長による記者会見でも、同局社員の関与を改めて否定した。

「会見前日の1月16日発売の文春砲第3弾は衝撃的です。A氏によって『私も中居に“献上”されました』という新たな女子アナ社員の爆弾告白ですからね。しかも、港社長自身、常務時代に月1回女子アナを手配した上で『ドリフ大爆笑』を手掛けるイザワオフィスの井澤健氏を囲む会を主催していた。さらに、フジテレビ上層部が芸能界の重鎮2人の忘年会を主催した際、看板女子アナをアテンドしていたことも報じています。港社長が記者会見で『私も調査対象』と語っているように、フジテレビの“上納システム常態化疑惑”は膨らむばかりですよ」(大手芸能プロマネジャー)

もっとも、女子アナとて、いち社員なのだから芸能界の実力者や大手スポンサー筋の接待要員に駆り出されることはあるだろう。

ひと昔前までは、タレント化していく女子アナを『電波芸者』と揶揄する風潮もあったほど。

「フジテレビは女子アナをタレント化し、ブームを巻き起こした先駆けですよ。『花の3人娘』として登場した八木亜希子、河野景子、有賀さつき、スポーツアナとして脚光を浴びた中井美穂、内田恭子、『“パン”シリーズ』で一世を風靡したアヤパン・高島彩、カトパン・加藤綾子、中居正広との交際が噂になった中野美奈子などアイドル以上の人気を誇ったものです。少なからず、彼女らも接待の機会はあったのでは」(芸能プロ関係者)

1月15日、日本テレビは中居が20年以上にわたりMCを務めてきた『ザ!世界仰天ニュース』の降板を発表した。

前日の14日には『フジ・メディア・ホールディングス』の株主である米投資ファンド『ダルトン・インベストメンツ』が一連の中居問題をめぐる速やかな第三者委員会設置を突き付けていた。

「ダルトン社はフジの株を約7%保有しています。大株主が、隠ぺい体質と取られてもおかしくないフジの対応に『激怒している』と感情を露わにした。緊急記者会見はその3日後。第三者委員会の結果報告次第では、フジは存続危機に立たされるでしょう」(同)

一方、中居の女性トラブル問題は大物ミュージシャンNにも飛び火している。

元女優の若林志穂さんが自身のX(1月12日)で、Nから受けたという性加害疑惑に対し、次のように再び“宣戦布告”したのだ。

『●●氏の件は解決に至っていません。先方は逃げ回っているので、どうにもなりません。皆様が仰ってくださっている案はほぼ行動に移してますが。中々解決に至ってません。私は一歩も引きません』

「若林さんは、過去にドラマで共演したNから性的暴行に遭ったことで複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症していると衝撃告白した。Nは否定しており、疑惑の真相はうやむやになっていたんです」(芸能ライター)

CM放映を見合わせるスポンサー企業が続出するなど、大ピンチを迎えているフジ。すでに中居一人のスキャンダルでは片づけられないだろう。

「週刊実話」2月6日号より