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“ポスト夏目三久”を狙い大騒ぎ!フリー女子アナたちのお色気サバイバル

“ポスト夏目三久”を狙い大騒ぎ!フリー女子アナたちのお色気サバイバル
宇垣美里 (C)週刊実話Web

4月 1日に人気お笑いタレントの有吉弘行と結婚し、世間を驚かせたフリーアナの夏目三久が芸能界引退を表明。〝後釜争い〟が激化している。

「10月には、すべての番組から降板する予定。コロナ禍で仕事が先細る中、夏目のポジションがぽっかり空くんです。レギュラーを持っていないフリー女子アナは大騒ぎですよ。早速、ツテを使って猛烈な売り込み合戦を展開しています」(民放編成関係者)

夏目は『あさチャン!』(TBS系)、『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)、『アニマルエレジー』(テレビ朝日系)の3番組に出演。このうち『あさチャン!』は同局の安住紳一郎アナが後継番組のMCを務めることが発表されており、『アニマルエレジー』は打ち切りが濃厚ですが、『バンキシャ!』は夏目の代役を立てる可能性がある。

そんなポスト夏目の有力候補の1人として注目を集めているのが宇垣美里だ。2019年3月にTBSを退社して以来、レギュラー番組は『あの子は漫画を読まない。』(BS日テレ)と『坂上忍の勝たせてあげたいTV』(日本テレビ系)のわずか2本と寂しい限り。

「退社する前は大きく騒がれたが、まさにコロナ禍に巻き込まれてしまった感じですね。そもそも宇垣はプライドが高い上、自分で番組を回したい典型的なMCタイプなんです。TBSを退社したのも、起用されたバラエティー番組で納得のできる司会ができなかったことに不満を持っていたからです」(TBS関係者)

上昇志向が強い宇垣にとって『バンキシャ!』は、何が何でもゲットしたい番組だという。

「キャスターとして番組を仕切ることは長年の夢です。『バンキシャ!』のMCを得るためだったら、どんなことでもすると思いますよ。彼女の知名度と人気をさらに上げる戦略は、ずばりアニメ。宇垣は漫画・アニメ通で、アニメ映画『羅小黒戦記ぼくが選ぶ未来』で声優デビューしているほど。今夏にはアニメと連動したコスプレ写真集も企画されています。実は、視聴率をゲットするためにもアニメファンは重要なんです。オタクは、ファンになってくれれば、興味のないニュース番組でも毎日欠かさず見てくれますからね。避妊具を持ったスキャンダル写真が出て日テレを追われた夏目を各局が起用したのも、スケベな男性ファンがついてくるという裏コンセプトがあったわけですから。宇垣は仕事を優先し、男断ちも公言しています。気合いの入り方がちょっと違いますね」(番組制作会社幹部)

風前の灯火のカトパン

宇垣の前に立ちはだかるのは、同時期にフリーに転身した元テレビ朝日の宇賀なつみだ。現在、宇賀は『川柳居酒屋なつみ』(テレ朝系)や特番『池上彰のニュースそうだったのか!!』(同)などのレギュラー番組を抱えている。

「元テレ朝だから不利? そんなことはありません。視聴率が担保されるなら、出身は問われませんよ。まさに宇垣と宇賀はライバルといった感じですね。テレビ界では名字から〝宇宇バトル〟なんて言われている。宇賀には、日テレが興味を持っているというから相思相愛ですよ」(芸能プロ関係者)

テレ朝のセクハラ体質に嫌気が差し、局を飛び出したとされる宇賀だが…。

「お酒が大好きで、酔うと周囲の男性に勘違いをさせる体質です。『川柳居酒屋なつみ』では〝本当に飲みながらやっている〟なんて話もでている。そうそう、池上さんも宇賀の大ファン。彼女をキャスティングすると〝もれなくついて来る〟なんて冗談もあるほど」(同)

一方、昨年3月末にテレビ東京を退社した鷲見玲奈も、ポスト夏目に名乗りを上げている。鷲見は、フリーに転身後は男性誌のグラビアなどにも登場し、男性ファンが多いことで知られる。

「鷲見のスタンスは基本『NGなし』。『来た仕事は何でも受ける』姿勢なので、スタッフ受けがいい。1月に放送されたドラマ『アプリで恋する20の条件』(日テレ系)で女優デビューし、大胆なキスシーンも披露している。マルチアナを目指している彼女については、テレ朝の深夜スタッフが興味津々。つい先日、30代半ばの大手航空会社勤務のパイロットとツーショットを撮られたが、不倫ではないので全く問題はない」(夕刊紙記者)

多くのフリーアナがコロナによる影響を受ける中、人気に大きな陰りが見えだしたのが夕方の報道番組『Live News イット!』(フジテレビ系)でキャスターを務める〝カトパン〟こと加藤綾子。

「年間約1億円近いギャラを払っているのに、番組平均世帯視聴率は1~3%台。コロナで報道番組の需要は伸びているのに、です。すでにフジ上層部は〝カトパン・バブル〟終焉との見方をしています」(制作関係者)

男を諦めた有働由美子の仰天老後プラン

カトパン同様、低視聴率のために降板説が浮上しているのが『news23』(TBS系)でメインキャスターを務める小川彩佳だ。もはや限界説が局内にこだましているという。

「視聴率が伸びないんです。やはり、コロナで報道番組の視聴率は全体的に底上げになっているにもかかわらず、平均視聴率は2~4%台。ギャラは年8000万円超え…。局内からブーイングの嵐です」(事情通)

視聴率が足枷となり、自滅を余儀なくされそうなカトパンや小川を尻目に、安定した視聴率を叩き出し、コロナ禍でも安泰なのが元NHK看板アナの有働由美子だ。キャスターを務める『news zero』(日テレ系)は連日高視聴率をキープしている。

「番組開始当初は世帯視聴率3%台だったが、今やコンスタントに8~10%台。コロナ禍で一時12%超えを記録する日も連発しているんです。唯一のアキレス腱とされていた男関係も最近はゼロ。というか、そっち方面は諦めたようです。老後はマツコ・デラックスと一緒に過ごすという目的を持ったことで、精神的にも落ち着いています」(消息筋)

一般的な女の幸せを捨てた有働は、まさにフリーアナとして絶頂期を迎えたといっても過言ではない。

逆に、コロナによって仕事が左右される女子アナ界にサッサと見切りをつけ、新天地で成功しているのが田中みな実だ。

2014年9月にTBSを退社し、一昨年のファースト写真集は70万部超え。局アナ時代の10倍以上の年収を稼ぎ出し、CM出演料も国内トップクラスとなる推定1本3000万円。そんな田中が新たな目標に定めたのが「女優」だった。

「7月スタートの日曜ドラマ『ボクの殺意が恋をした』(日テレ系)で田中は準主役。俳優の中川大志と新木優子がダブル主演だが、田中の存在感は2人を圧倒しています。ドラマでは恋人関係にある中川と新木の間に強引に田中が割り込み、謀略や色仕掛けなど、あらゆる手段を使って中川を寝取ろうとするんです。実は、田中は1人2役。亡くなった新木の姉役も演じている。濡れ場にも果敢に挑むそうです」(日テレ関係者)

田中は同ドラマをヒットさせ、評価を得たいと考えている。狙いは来年放送のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』出演だ。

「いまだに内定が届かないことに苛立っています。脚本家の三谷幸喜サイドから『田中には代表作がない。それが不安』と内々のメッセージを受け取ったそうなんです。今回のドラマは絶好の機会だと考えたようです。かなりの大胆演技が期待できますよ」(同・関係者)

キー局に入社せず、最初からフリーとして活動している面々の中で、ブレーク必定の有望株が岡副麻希だ。現在のレギュラーは『SUPER GT+』(テレビ東京系)の1本のみだが、某キー局バラエティー番組プロデューサーは太鼓判を押す。

「男性視聴者やスタッフの〝需要〟を心得ているんです。コロナ禍ですが、テレビマンが最も起用したいフリーアナの筆頭です。まだピチピチの20代。これからが末恐ろしい存在ですよ」

フリー女子アナのサバイバル戦は、ますます激化しそうだ。

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