自民党内は年越しで四分五裂! 石破政権「参院選惨敗」確定で見えてきた2025年国民民主党・玉木代表の政権奪取



通常国会も『政治とカネ』一色

予算案を成立させられなければ、石破内閣は退陣するしかないわけで、退陣する気がまるでない石破首相は、国民民主が求める103万円から178万円への引き上げを受け入れる可能性は高い。

ヤマ場は予算案が衆院を通過する時期にあたる2月下旬から3月上旬にかけてやってくる。

例え、予算案が年度内に成立したとしても、石破首相の下で自民が参院選で勝利する可能性はゼロに近い。

政治部記者がこう予想する。

「昨年の衆院選に続き、参院選でも与党は過半数割れするでしょう。立憲民主党は都議会自民党の裏金問題を追及するとともに、臨時国会で持ち越した企業・団体献金の廃止に向け攻勢を仕掛けます。通常国会も『政治とカネ』一色になるのは間違いありません。自民に勝ち目はありません」

同記者によると、「単に負けるというだけでなく、かなりの敗北を喫する可能性大」というのだから穏やかではない。

そのため、もはや自民党内では「参院選を石破首相で戦おうとは誰一人思っていない」(同)と言われているのだ。

【玉木代表の政権奪取2】へ続く

「週刊実話」1月23日号より