温泉旅館で女子高生が性被害に…ベテラン仲居が目撃した悪徳警官の大罪【危なすぎるブラック企業の闇3】

警官(画像はAIで生成したイメージ)
昔から、夜の世界では「政治家・弁護士・教師など『先生』と呼ばれる人間ほどタチが悪い」というのはよく言われていたことだが、警察官も負けてはいない。

とある有名温泉地で働くベテラン仲居の康子さん(仮名)がこう話す。

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「ある警察署の方が慰安旅行に来たときの話です。警察官の団体だということは宿の主人と女将と仲居頭の私以外には知らされていませんでした。そこに接待役としてコンパニオンが数名やって来たのですが、そのうちのひとりが性被害に遭ったのです」

仮のその女性をA子さんとする。A子さんは実は未成年(17歳)だったが、母子家庭で生活が苦しく、家計を助けるために年齢を偽って働いていたのだという。

「それがお客さんにバレちゃったんですよ、相手は警察官ですからね。誘導尋問なんかされたら17歳の女の子なんて、すぐ引っかかっちゃいますよ」

それまでA子さんをはじめとした複数のコンパニオン相手にやに下がっていた30代前半と思しき警察官(仮にBとする)は、A子さんが未成年だと知った途端、手の平を返すように「飲酒と接待が違法行為にあたる」と彼女を脅し始めた。

「そこで初めて、お客さんが警察官だと知ったA子ちゃんは泣き出しそうになって震えていました。『(未成年の違法行為に関して)宿側も派遣事務所も知らなかったでは済まされない』と聞かされて、本人はすごく責任を感じているようでした」

ハラハラしながら、コトの成り行きを見守っていたという康子さんだが、別の宴会に呼ばれてその場を離れることになった。