「他人のものしか興味がない」不倫略奪体質の“バツ6”美魔女が語るビックリ男性遍歴



7人目のダンナは末期のガン

【6人目】Fさん・29歳(会社員)美紀さん・42歳

彼はうちのお店に出入りしていた美容メーカーの営業マン。デキ婚した奥さんが育児ノイローゼで実家に帰ってしまったとかで、その寂しそうな姿に母性本能をくすぐられました。

ある時は弟のようにまたある時は息子のように可愛がっていたら「俺には美紀さんが必要だ」とプロポーズされて略奪に成功。

※結婚3年目に彼が会社を辞めて「髪結いの亭主」になってしまったため離婚。

【7人目】Gさん・47歳(自営業)

去年の初め、彼のお嬢さんの成人式の支度をたまたまうちの美容院で請け負ったことで再会した、高校時代の元彼。旧交を温めるくらいのつもりで飲みに行って、勢いでベッドインしたら「焼けぼっくいに火がついちゃった」感じに。

実は彼、末期のガンで今年の8月に余命宣告されてるの。それで「美紀のそばで死にたい」って離婚して私と一緒になったわけ。だから、近いうちにバツ7になるかな(笑)。

…美人はその美貌ゆえに苦労が多いとも言われるが、まさに想像の斜め上を行く波乱万丈な結婚遍歴だった。

取材・文/清水芽々

清水芽々(しみず・めめ)

1965年生まれ。埼玉県出身。埼玉大学卒。17歳の時に「女子高生ライター」として執筆活動を始める。現在は「ノンフィクションライター」として、主に男女関係や家族間のトラブル、女性が抱える闇、高齢者問題などと向き合っている。『壮絶ルポ 狙われるシングルマザー』(週刊文春に掲載)など、多くのメディアに寄稿。著書に『有名進学塾もない片田舎で子どもを東大生に育てた母親のシンプルな日常』など。一男三女の母。