北関東に実在! 65歳以上しか入店できない「高齢者専用ハプニングバー」“驚き”の取り組み

画像はAIで生成したイメージ
東北自動車道を北へ進み、北関東某所にあるインターチェンジで下りて、西に進んだ先にある2階建ての一軒家。平成の初めくらいまでは喫茶店だったというこの家の1階店舗部分は、現在会員制のバーになっている。

バーと言っても酒を飲むための場所ではなく、大人の男女が秘密のプレイを楽しむハプニングバー。それも高齢者専用の店だというから驚きである。

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「40年近く前になりますかね。オヤジがそれまでやっていた喫茶店を閉めるというので、私が当時流行っていたカフェバーにリニューアルオープンさせたんです」

そう話すのはオーナーの林さん(仮名・73歳)。確かにシックな店構えと隠れ家的雰囲気はカフェバーっぽいかも知れない。

それがなぜハプニングバーになってしまったのか?

「バブルかぶれの私がオシャレなカフェバーをオープンさせたわけですが、こういう田舎じゃ結局やっていけなかったんですよ。そんな時にその道の人と知り合いまして『会合に使わせて欲しい』と言われたのがきっかけですね」

会合とは、パートナーなどを交換する大人のパーティーのこと。林さんは軽食やお酒を提供する係として、この会合に立ち会っていたという。

「このパーティーの母体となっていたサークル自体は数年で解散したんですけど、その後も会員さんたちが個人的にウチの店を利用してくれるようになったんです。気が付いたら店がそうした人の御用達みたいになっていました。さらに成り行きで私が運営を任されるようになった感じです。高齢者専用になったのは、単純に会員さんの高齢化なんですが、興奮して倒れちゃうとか、ここでの行為がクセになって、老人ホームで風紀を乱しちゃう人が出てきたりしたので、いっそ開き直って医者や看護師などを待機させて高齢者専用のハプバーにしちゃおうと考えたんです」