マイホームを手に入れて幸せな生活が始まるはずだったのに…近隣住民の嫌がらせに30代妻がブチギレ「彼らは悪魔です」

画像はAIで生成したイメージ
関東某所に住む和田さん(仮名)一家は、咋年2月に築5年という4LDKの中古マンションを2500万円で購入した。

どうやら、前の住人が失業してローンを払えなくなってしまったために売りに出された物件らしく、新築時の販売価格より2000万円ほど安かったという。

【関連】保護児童が引き起こす暴力沙汰やイジメ、性加害が横行! ヤバすぎる児童相談所の過酷な勤務実態(2) ほか

「1年ちょっとしか住んでいなかったようで、中は新築同然でした。そのままでも十分に住めたのですが、せっかくなので余った予算でキッチンや浴室などの水回りをリフォームしたんです」と話すのは妻の美恵さん(仮名・35歳)。「30代のうちにマイホームが欲しい」という夫(38歳)の夢を叶えた物件だった。

一生住み続ける前提で購入したのだから、ご近所付き合いは大事である。

和田さん夫妻は引っ越しの当日に同じマンションのすべてのお宅にあいさつに回ったが、どの住人もよそよそしい態度だった。

「聞こえよがしに『人の不幸を逆手にとって図々しい』とか『どういう神経をしているのかしらね』などと言われました。確かに前の住人の事情には同情しますが、私たちには関係のない話ですよね?」

いわれのない悪意を向けられたことに美恵さんは不快感を募らせたが、悪意は言葉だけでは済まなかった。

「ベランダに干した布団に水をかけられたり、玄関先にゴミを撒かれたり、回覧板を回さないなどの嫌がらせを受けました。不動産会社や管理事務所に訴えても『安く購入した人への嫉妬というのはよくあること』と相手にされませんでしたね」

物件の価格が急激に下がると、当初の価格で購入した住人からクレームや反発が起きるのは珍しくないし、バブル崩壊時などは社会問題化したこともあったくらいだが、それにしても和田さん一家への嫌がらせは度を越していたと言わざるをえない。