中国人観光客の劣悪マナーがタイでも炎上 コビトカバ「ムーデン」のいる動物園でまさかの“野鳥ハンティング”

「タイ人にだって民度が低い人はいる」


周りの人たちはまったく咎めない様子(タイのSNSより)
その中国人女性は中国人観光客グループの1人と見られる。動画はグループを遠巻きにしながら撮影されており、タイ語訛りの英語で「オーマイゴット! オーマイゴット!」と制止を試みている。

にもかかわらず、数十メートル先に移動した中国人女性はパチンコのゴムをぎりぎりと引き絞り、バシッ!と弾く。短い動画のなかで1、2度シーンが切り替わっているので、命中するまで撃ち続けた中国人女性を追いかけながら撮影したのだろう。

このような行為が行われている最中、周りの中国人はまったく咎めていない。むしろ狩りの成果を注視し、パチンコ玉の行方を見守っているようだ。

中国には食文化を表すこんな格言がある。

「4本足のものは机と椅子以外、2本足のものは家族以外、飛ぶものは飛行機以外、水中のものは潜水艦以外、なんでも食べる」

悪気がないから、みんな笑顔で無邪気にハンティングといったところだろうか…。こうしたオーバーツーリズムの問題に日本も直面して久しい。

・トイレを流さない
・中国語の落書き
・ゴミのポイ捨て
・歩きタバコ
・お店での値切り
・大きな声での私語

花見の季節における、中国人観光客が桜の木の枝を折ったり、花見会場で大騒ぎしたり、トイレを汚すなどの粗悪なマナーは、もはや風物詩と化している。

加えて最近は観光名所で集合写真を撮影したり、人混みで自撮り棒を使用したり、待っている人のことを気にせず何分も同じ場所で撮影するなどの行為が、ニュースやSNSを騒がせているのはご存じのことだろう。

拡散された"ハンティング動画”は、あっという間に中華圏のSNSで拡散された。

そして、集まったコメントのなかで炎上していたのは、在日中国人と思わしき女性の「タイ人にだって民度が低い人はいる」という言い訳だ。