最初は筆おろし、その後はテクニック向上を目指して…母親同伴で“大人の遊び場”に通うモンスター客の欲望とマナー

吉原大門(C)週刊実話Web
里穂さん(仮名・26歳)は都内某所の特殊浴場で働く風俗嬢。癒やし系のビジュアルと親切丁寧な接客が評判で若者や高齢者に人気なのだが、贔屓にしてくれているお客さんの中にちょっと困った人たちがいるらしい。

「困ったと言ってもイヤなことをされたりするわけじゃないんですよ? ただ、その、ちょっと異例というか異質というか…」

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と言葉を濁す里穂さん。その困ったちゃんの正体は「母親同伴でやってくる大学生」だという。

「息子さんは21歳かな。50代くらいのお母さまと一緒に来店されます。初めて来たのは3年くらい前です。当時息子さんは浪人中で『勉強に集中するために煩悩を取り除きに来た』とおっしゃってました。お母さま曰く『受験戦争に勝つために、勉強の妨げになるような性的なことは厳しく制限していたけれど、却ってホルモンバランスが崩れて、体調に影響したかもしれない。年齢的なことを考えれば、むしろ性的なことは排除するより共存する方が自然なのでは?と考え、今度こそ合格するよう万全を期そうと思った』ということだそうで…分かりやすく言うと筆おろしですね」

風俗歴6年。これまでにも同じようなお客の相手をした経験はあったとはいえ、母親同伴というパターンは初めてだった。

「最初はめちゃくちゃ抵抗がありましたが、ご案内されたということはお店側が受け入れたということですし、身の危険を感じるとか、そういうことではないので私に拒否権はありませんでした」

里穂さんは「プロ」としての覚悟を決める。

「いつもは一緒に入浴するのですが、息子さんが『ひとりで大丈夫』というので別々にシャワーを浴びました。ベッドに入るまでお互い指1本触れないままだったので、だいぶ勝手が違いました」