色仕掛けで高校生を誘惑 雇用先の家庭を崩壊させた長澤まさみ似家政婦の美貌と性~ブラックリスト入り確実な家政婦たち(1)~



部屋にはおびただしい避妊具が…

「何かあったに違いない!」そう考えた小百合さんは息子の不在時に息子の部屋をチェック。すると机の引き出しから、おびただしい数のコンドームとそれ用のグッズが見つかったという。

「息子には交際している相手などいませんでしたし、グッズも高校生の男の子が手に入れたり使ったりするとは思えないようものでした。この家に出入りしている女性といえばA子だけ。まさかと思いましたがA子以外考えられなかったんです」

小百合さんは息子を問いただした。

「カマをかけたら、息子はあっさりA子との関係を認めました。最初にちょっかいを出してきたのはもちろんA子ですが、受験で抑圧されていた息子は誘いに乗ってしまったようです」

小百合さんが興信所を使って調べたところ、A子には風俗勤めの経歴があり、過去に同じような問題を起こしていたことも分かった。

「雇われ先で好みの息子に手を出しては問題になっていたようです。移籍したばかりだったせいか、こちらの紹介所はA子のそういった過去を把握していませんでした。いずれにしても、そんな女に思春期の箱入り息子が抗えるはずがなかったんです」

事情が分かるとA子は即座に解雇された。

「A子がいなくなったせいか息子も憑き物が落ちたようになり、来年のリベンジに向けていっそう勉強に励むようになりました」

大手の予備校に通い始めた息子は「なんで落ちたのか分からない」と講師たちを驚かせるほどの優秀さを見せ「今度こそ間違いなく合格します」という太鼓判をもらったが、結果はまさかの不合格。発表の翌日に自ら命を絶った。

「遺書には、A子との関係が復活したことがつづられていました。受験のプレッシャーに耐えきれず、息子からA子に連絡を取ったようです。『煩悩に勝てなかった僕を許してください』とも書いてありました。母親としてこんなに無念なことはありません」

事件後、紹介所もクビになったA子は行方知れずになっている。

30代前半だが、20代にしか見えない「長澤まさみ似」の家政婦には要注意だ。

取材・文/清水芽々

清水芽々(しみず・めめ)

1965年生まれ。埼玉県出身。埼玉大学卒。17歳の時に「女子高生ライター」として執筆活動を始める。現在は「ノンフィクションライター」として、主に男女関係や家族間のトラブル、女性が抱える闇、高齢者問題などと向き合っている。『壮絶ルポ 狙われるシングルマザー』(週刊文春に掲載)など、多くのメディアに寄稿。著書に『有名進学塾もない片田舎で子どもを東大生に育てた母親のシンプルな日常』など。一男三女の母。